去年以来のトモダチ。

去年と今年のフラットの違う点。
それはやっぱりフラット住人同士の親密度だろうか。
今年のフラットは各自の部屋が広く快適なので、みんな自分の部屋で時間を過ごすことが多い。会うとしたらキッチンで会うくらいだろうか。でもそこは本当にいわゆる”台所”なので、イスなどもないから立ち話程度しかしない。
加えて、みんなビジネス系の学生なので、授業も大変みたいで特に最近は課題に追われ顔色もよろしくない。プレッシャーを感じている様子がよく分かる。ま、それは仕方ない。学生だもん。

今夜はシティーセンターに出掛け、去年のフラットメートのトゥーファンとアキとその彼のパルの4人でボーリングをした。トゥーファンは前回の試合で私がこっぴどく彼を負かしたのでそのリベンジがしたかったらしい。。。
確かに前回は私の調子が良すぎた。160はいったもの。でも今回は悪すぎた。どうしても球が右に寄ってしまい、普段はあまりしないガーターを連発。到底100にも達しないようなロースコアで、爪も折れるし、もう1ゲームで十分だった。(しかもイギリスは1ゲームが高い!800円もする。)
帰りのバスも乗り遅れてタクシーで帰る羽目になったし、何だか冴えない夜だった。
でも1ヶ月ぶりにみんなの顔を見れたのは良かった。12月1日の卒業式には香港からジェシカも帰って来るので、そうしたらまたみんなでボーリング大会だ。

今日は実は昼間も懐かしい人に会っていた。
懐かしいというと言い過ぎだけど、去年のクラスメートのオールセインツ真梨子さんがうちに遊びに来てくれて、ランチ&お茶をした。ブラッドフォードにまだいる残り少ない去年の日本人の一人だ。彼女はこれから当分(数年)まだイギリスにいる予定らしい。
今日は羊羹をつつきながら、”初対面の人に感じるインスピレーション”だとか”親の愛情の過多がどのように子供の性格に影響するか”などなど、身近な興味深い話題について盛り上がってみた。真梨子さんは普段はあまり自分のことを話さず、どちらかというと一匹狼タイプなので、彼女がどんなことを思い、考えているのかを聞くのは興味深い。
うーん、楽しかった!
[PR]

# by smilingmoon | 2004-11-17 09:33 | 日々坦々  

TV

今日はテレビを沢山見た。
誰かも言っていたけど、日本でテレビをダラダラ見ていたら罪悪感を感じるけど、こっちの番組を見るのは”リスニングの勉強”とか何とか自分に都合よく理由をつけて、いいことにしたりして。

さすがにBBCなどを見るのは罪悪感は感じない。
世界情勢&イギリス英語のお勉強。
でも今日見た番組は以前も見たことあるけど、すっごく気分が悪くなる番組なのだ。
画像が気持ち悪いとかじゃなくて、人間模様が嫌だ。
クイズ番組で、"Weakest Link"とかいうタイトル。一番弱いリンク?
9人くらい最初に一般人の回答者が並び、次々にクイズに答えていかなくてはいけないのだけど、一人が正解したら20ポンド、次の人も正解したら40ポンド、というようにお金を獲得していけるのだけど、誰かが間違ったらゼロに戻る。1ラウンドが終わるごとに、そのメンバーの中で一番弱者、メンバーから抜けて欲しい人の名前を書く。それで一番多くの人に書かれた人が立ち去らないといけないというゲームで、1ラウンドごとに一人ずつ減っていって、最後には残った二人で直接対決し、勝った人がその賞金を獲得できるというゲーム。

”仲間”意識を高めていくようなゲームなら見ててもいい気分だけど、この番組みたいに”あの人は役立たない”とか”さっきから間違えてばっかりだから”なんて言われて脱落して行き、そしてその人はその人で”僕より彼女の方が間違え率は高いのに”とか”あの子は私ばかりさっきから名前を書いていて、生意気だわ!”なんて毒を吐いて退席する。
加えて、司会者の女性も、役柄だとは思うけど、冷たい人で、まるでサドのように回答者たちを罵倒していく。怖~い。

こんなクイズ番組が存在する自体なんかヤナ感じ~と思うけど、嫌な気分になりつつ1時間全部見ちゃったっていうような私みたいな視聴者も多いんだろうな。
日本の番組も相当つまんないのが多いけど、このWeakest Linkも相当後味の悪い番組だ。
あ、ミノさんがやってるクイズミリオネアーも全く同じのやってる。こっちの司会者はミノさんほど回答をじらさないので、彼ほど憎らしくない。

さ、勇気を出してテレビを消そう。
[PR]

# by smilingmoon | 2004-11-16 07:31 | 日々坦々  

今日で終りです。

昨日の大きなイベントが終わり、今日はみんな家で一息つきたいところだったと思うけど、今日もお昼からロータリー平和奨学生8人で集まり、アランというロータリアンのお家にランチにお呼ばれした。
彼の家はブラッドフォードの次の駅(ハリファックス)なので、駅にみんなで集合した時は、行くのがちょっぴり”たいぎい”雰囲気が漂っていたけれど、行って良かった~と今はみんな心から思っているはず。
とてもピースフルな時間を過ごすことができた。

彼の家は、”THE金持ち”という感じの、とっても大きく素敵な家だった。
まるで映画に出てくるようなお部屋で、きっと100人くらい入りきるんじゃないかというくらい大きなリビングで暖炉の前に座ってワインを飲む。
ジャマイカの貧しいエリアの出身だというセビアは、”こういうのが私が理想とする家なのよ!!!”と何度もため息交じりに叫んでいた。

このアラン、今はこうやって、大きな家、愛する妻、近所には子供夫婦ファミリーと全てを手に入れている成功者だが、そのサクセスストーリーの裏には苦労もあった。
リーズの一番貧しいエリアの出身で、学校も大学なんて行ってないし、小さい頃はお金を稼ぐために木に登って”鳩”を捕まえてそれを売ったりしていたらしい。そのことで10歳にして警察にも捕まったり!
そんな生活からよくここまで登りつめたなぁ~。すごいよ。

そんなアランと愛妻ローズの暖かいもてなしを受けて、私たちは満福&幸せな気分でハリファックスを後にした。

家に帰ると次はフラットのみんなでクラークスというイタリアンレストランへ。
台湾人のシーフェンが明日この家を出て帰国するので、最後の夕食だ。
彼女は去年の学生で、数ヶ月長く居残っていたのだけど、ほとんどヨーロッパ旅行をしていたのであまり一緒に時間を過ごすことはなかったが、居る時はよくお喋りをした。
今度台湾に行く時は彼女の実家の日本風ゲストルームに泊めてもらう約束をした☆

シーフェンと入れ替わるかのように、別の空いていた部屋にリエンというこれまた台湾人の女性が引っ越してきた。リエンとは以前から顔見知りなので、特に違和感はない。
彼女も引っ越してきて早速ブロードバンドのことを心配していた。
マリコムも言っていたように、アジア人はインターネットなしでは生活ができないようだ。

明日からノーマルな生活に戻る。予定。ノーマル?
[PR]

# by smilingmoon | 2004-11-15 10:16 | 日々坦々  

平和教育

ふぅ。
とりあえず終わりました、ロータリーセミナー。
無事に終わることは分かっていたけれど、今回は珍しく緊張し、朝ご飯もあまり食べたくない感じだった。やっぱり準備してなくて自信がない時は必要以上にドキドキするものだ。

英語のプレゼンを読むのは、途中マイクの音声がなくなるアクシデントがあったけど、なんとか大きなミスもなく終えることができた。
問題は小さなグループに分かれてやったグループディスカッション。40人くらいのロータリーメンバーを8つのグループに分けてそれぞれディスカッションをするというものだけど、みんなの関心が高いものには当たり前だけど人がたくさん集まるので、「テロリズム」や「イラク」など旬の話題に人が集中し、私がやった「平和教育」は人が少なくてかなり哀しい気分になった。やっぱりみんな”安全保障”などハードな話題が好きみたいで、”平和教育”というソフト面のことには関心が低いようだ。

でもそれは分かる気がする。私もやっぱり今のイラク情勢だとか北朝鮮の核開発など、いわゆるBBCで毎日話題になるようなトピックにはかなり関心がある。それは多くの人も同じだろう。
教育というのは、すぐに効果が目に見えるものではないしね。

ロータリークラブは若者の留学などに多額の金額を費やしてくれているが、例えばそのお金を井戸掘りやポリオ予防接種などに回せば、ある程度すぐに効果が目に見えるわけだ。だから、なぜ私たちの平和奨学生のように一人に何百万円ものコストが掛かる留学プログラムが必要なのか、というロータリーメンバーの素朴な疑問に応えるために、私たちの今日のプレゼンは、どれだけ自分たちに今投資してくれることが今後、世界平和に役立つことになるかということを力説しなくてはいけなかった。そして、それをこれから将来的に証明しなくてはいけない。
それは少しプレッシャーでもあるけれども、その投資を裏切ることのないよう役立てたいとは思っている。

ちょっと平和教育への自信を取り戻すために、来週は同じく平和教育を専門とするアーサーに会って、話し込もうではないか。
[PR]

# by smilingmoon | 2004-11-14 07:19 | 学び  

けっこう好き。

また追い詰められ中。
明日は朝から1日ロータリー関係の発表会のようなものがあり、そこで25分間のパワーポイントでのプレゼンと、1時間のワークショップを担当しているのだけど、これからワークショップの準備。いまごろ・・・。

25分間のプレゼンといっても、パワーポイントの資料は他の人が作ってくれていて、原稿まで用意してあるので、私はそれをただひたすら読むだけ。
日本語で原稿を読むんだったら練習なんてほとんど必要ないような気がするけど、英語だとたった読むだけの行為でも大変。母国語の日本語だと”漢字が読めない”ってことはあっても、言葉を”発音できない”なんてことは少なくともないからねぇ。
高校の時の英語スピーチコンテストで、文を暗記するために何度も繰り返し原稿を読んでいたことを思い出しました。今あんなに何ページも暗記しろと言われてもできんだろうな~。

今日も1日家に居たのだけど、夕方ちょっと郵便局に行った。
家から3分も歩くと、そこはこの町の中心地。”ビレッジ”と呼んでいる。
中心地と言っても、郵便局、レストラン、美容院など15軒くらい店が並んでる程度。でも必要最低限の暮らしは営めそうなレベル。
夕方のちょっとした通勤ラッシュの町を歩きながら、この町はけっこう好きだと感じた。
歩いていて”不安”を感じることもないし、なにより色んな人種が普通に暮らしてる。白人が多いけど、近くに大学のビジネス学部があるので、中華系学生もちらほらいるし、パキスタン系のファミリーも住んでるし。ここではみんなうまいこと融合して住んでる気がする。この辺りを境に急に”分離”が起きるのだけど・・・。

いい町だ。
[PR]

# by smilingmoon | 2004-11-13 05:37 | 日々坦々  

ポピーの花

ここ3日間の少なめだった睡眠をカバーするかのように、今日は目覚ましもかけず、思い切り寝た。長く寝ただけに、夢もたくさん見たようで、起きてもしばらく変な感じだった。

テレビをボーっと見ていたら、ニュースで今日はイギリスの戦争記念日というか、2つの世界大戦で亡くなった人たちのことを思う、Remembrance Dayだということを知った。
テレビのキャスターたちもみんな胸に赤いポピーの花のピンをしている。街の人も、学校の先生もこのピンをしている人が大勢いる。日本で言う赤い羽根みたいな感じだ。しかも別に今日1日だけそのポピーピンをしているのではなく、11月はRemembrance月間らしい。
そういえば、2年前にカナダに行った時にも、このRemembrance Dayについて思いを馳せたんだった。

イギリス国内でも色んな場所で、式典が行われていた。例えばこの近くだと、リーズに武器博物館というのがあるが、そこで厳粛な式が行われている様子が放送されていた。

過去の戦争で亡くなった兵士を想うことももちろん大切だけど、世界の至るところでこの瞬間にも戦争によって犠牲になっている民間人にも思いを馳せて欲しいと思う。
[PR]

# by smilingmoon | 2004-11-12 07:25 | 学び  

BNP

3日間の「ブラッドフォードスタディーツアー」もやっと今日で最終日を迎えた。
たったの3日間だったけど、その間に得る情報量は相当なもので、加えて朝から晩までだったのですっかり疲れてしまった。今朝なんてベットの中で何度も”今日はやめとこうか・・・”という誘惑に負けそうになったけど、やっぱり今日も行って良かった!3日前と今ではブラッドフォードの見方も5倍くらい面白くなった気がする。

今日一番興味深かったのは、やはり極右政党のBNP(ブリティッシュ・ナショナル・パーティー=国民党)とのミーティングだろうか。
午前は市庁舎を訪問して、各政党の議員と30分ずつの会談をした。BNPはドタキャンするんじゃないか、という私達の予想に反して、予定ではアンジェラ・クラークという女性BNP党員一人とのミーティングだったのに、会場にはジェームス・ルースフィールドという一方的に喋り捲る男性議員も参加してきて、当初のアンジェラはほっとんど発言もしなかった。

そのジェームス議員の発言は、予想通りというか、予想以上というか、やっぱり普通の思考で考えたら”そりゃおかしいだろ”というようなことを平気でポンポン言うので、平和を学ぶ私達の中には見るからに怒り心頭の様子の生徒も見受けられた。
例えば、”移民はみんな祖国に帰っちまえ”発言。

”1950、60年代に労働力の不足から多くの移民を受け入れたが、それは自動化などで乗り越えれば良かったことで、移民を受け入れたばかりに彼らは住み着いてしまい、その人口は膨れるばかり。彼らの出生率は恐ろしく高いもので、貧しいくせに子供の数ばかり増えるので、白人の労働階級の税金はそういう貧しい移民の地域ばかりに注入されていき、白人はその恩恵さえ受けることができていない。そんな不公平なことが許されてたまるか!だからブラッドフォードから白人は逃げていくんだ。ヤツらのために働いてるんじゃない!”

議員として、ブラッドフォードをどういう方向にリードしたいのか、という質問に対しては、
”この町に調和をもたらすような解決策はない。調和などないんだ!”

こんな発言を議員がするということも信じられないことではあるけど、そういうBNPを支持する人たちが居たということ自体がショッキングだと思った。
確かに、いつからかこの街にはパキスタン人がどんどん増え始め、中東の民族衣装を来た人たちが町を闊歩し、レストランはカレー屋かケバブ屋か、というようになった。BNPの言葉を借りれば、これまではこの時期にはクリスマスカードを店頭で多く見かけたのに、パキスタン人が増えて以来、この町ではクリスマスカードの習慣などなくなってしまい、店でも見かけなくなった。こうやってイギリスの文化が侵食されていった。これを好まない白人の人たちは郊外に逃げて行った。

このことで、白人と南アジア系移民の移住地区がクッキリと分かれてしまい、お互いのエリアに行くことに”恐怖”を感じている。シティーセンターから車で15分も走るとそこは美しいヨークシャーデールやムーアが広がっているのだけれど、移民の多くは20年とか長いことブラッドフォードに住んでいながら、そういった白人ばかりの郊外に出た事がないという人がかなり多いのだ。信じられる??それは、自分たちと同じような仲間がいる地域の”外”、つまり、安全とは感じられない地域に足を踏み入れることの”恐怖心”からだ。
そして、以前聞いたことのある、”白人ばかりの移住地域に南アジア系の家族が引っ越したら、家にレンガや石などを投げられてすぐに引っ越していかざるを得なかった”という話は誇張かと思っていたけれど、本当の話だった。衝撃的だ。ここは北アイルランドか?!

リベラル・デモクラット(”リブデム”と短縮して呼ぶ。自由民主党?)の女性議員は、BNPのことを”人の恐怖心につけこむ卑怯な政党”と表現した。他のレイバー(労働党)やグリーン(緑の党)の議員たちも、BNPのような人種差別グループを政党とは認めたくないとして議会でもオフィシャルな討議の場以外では言葉も交わさないそうだ。(これに対しては、生徒から”対話”も大切なのでは?”という意見が出た。)

今回のブラッドフォードツアーで頻繁に出てきた言葉がコレ。

「segregation」(分離、隔絶、人種差別)

ブラッドフォード(イギリス?)では、人種や社会階級(クラス)によって色んなところでsegregationが起きている。
これはちょっと日本にはあまりないタイプだと思うけど、今後労働力確保のためにも移民受け入れを検討しなくてはいけない日本にとっては他人事ではない問題だと思う。

でもうまくいく方法も絶対あるはずだと思う。絶対に。
学校を例にとっても、異文化が共生している学校はブラッドフォードにもあるわけだし。差別というのは親や環境によって子供に伝えられるものだと思うし。
最近イギリスでは全国的に「citizenship」という科目が必須になったそうだ。”市民権”、”公民権”という意味だ。
人々が安心して暮らせる権利についてしっかり考える機会にして欲しい。
恐怖を感じながら生活することが、プラスに働くことは何一つないのだから。
[PR]

# by smilingmoon | 2004-11-11 10:01 |  

West Yorkshire Police Station

今日も昨日と同じバスに乗る。似たような顔ぶれ。
バスルートにはいくつか学校があるのだけど、この辺の中高生はほぼみんな制服を着用しているようだ。ブレザータイプ。
日本でも女子学生はスカートを短くしているけれど、それはこちらでも同じ。超ミニタイトスカートなのだけど、黒のタイツを履くことも義務付けられているようで、あまりいやらしい感じはしない。加えて、10代はまだ太ってない女の子が多いので、長い手足がモデル並でかっこいい。

さて、今日のスタディーツアーは昨日より興味深かった。
特に印象に残ったのは、ウェストヨークシャー警察署訪問。
ブラッドフォードの治安や2001年の暴動の様子などを聞いた。
その暴動の事件では、”警察がもっと早く鎮圧していれば、あそこまで酷くならなかったのに!”という非難を浴び続けた当の警察なので、そこのところはどうだったんだろう、と話を聞くのをみんな楽しみにしていた。

まず、ブラッドフォードについて。
最初に言われたのが、”ブラッドフォードは外の人が言うほど全然危険な場所ではなく、犯罪も少ない方だ。メディアなどはスキャンダラスにこの町を悪として報道したがるけれど、実際はそうではない。”だそうだ。
んん、そうかな?

そして、2001年の暴動が起きたきっかけは、白人至上主義の差別政党、BNPがブラッドフォードでもデモ(マーチ)をしようと計画していたが、それは問題が起きるということで警察は阻止した。BNPのデモを阻止したのなら、他のデモも中止にさせないといけないということで、対抗して予定されていた”反ナチ”団体のデモも中止にさせた。中止させられたことに不満を持った人たちが、暴徒となって暴動を起こしたということだ。
でもその反ナチで集まった人のうち、本当に平和を追求して集まったのではない、暴動を最初から準備して集まった輩がそれを引き起こしたのであろう。なぜなら、警察に向かって投げられた石油爆弾の量からして、その時に思い立って用意した量ではなかったからだそうだ。

その暴動は午後早い時間に始まり、翌朝の4時、5時にやっと収まったそうだ。
写真を見たけれど、車に火がつけられたり、警察にレンガや石を投げたり、まさに暴徒だった。
その時の写真やビデオからそれに加わった200人以上のうち、悪質な者50人強を割り出し、逮捕した。

巷でよく言われるのが、”あの暴動に参加したのは実はブラッドフォードの人間ではなく、それに便乗してやってきた外部からの人間が大半だったのだ。ブラッドフォードの地元の者の仕業ではない。”ということ。
しかし、今日会った警察官は、それを真っ向から否定した。
”あれはほとんどが地元のブラッドフォーディアンで、現に逮捕された五十何人の内、外部からの人間は5~6人に過ぎなかった。”

まあ事件の流れとしては、元々人々の間に緊張が高まっていたところ、それをBNPが刺激し、案の定刺激された人たちの不満が爆発したというところか。
これで一番ほくそえんでいるのは、何を隠そう(?)BNPなどの人種差別主義者たち。
”ほらみたことか!”と勢い勇んで選挙ではこの暴動などを槍玉に挙げ、思惑通り議席を確保。

うまいなー。というか、作戦見え見えだけど、まんまとみんなそれにのってしまって。。。

あの暴動から3年。
最近では壁に書かれた落書きやWEB上をチェックしたりして、コミュニティーでの”テンション”(緊迫感)を測っているそうだ。

彼らが”過去を振り返るだけではダメだ!ブラッドフォードはとても良い町なんだ!”と力説するごとに、自分の気持ちは逆に冷めていった。

解決の糸口はどこに。。。
[PR]

# by smilingmoon | 2004-11-10 08:28 |  

思い立ったら吉日・・・?

さっきいきなり思い立って、ブログにしてみました・・・。
どんなもんでしょう。
みんながブログにするもんだから、私も使ってみたくなりました。←すぐ流される。
まだブログ初心者なので、ブログでどんなことができるのか分かりませんが。
容量一杯になったらどうするんだろう・・・とか。ま、それはその時に。

今日はブラッドフォードスタディーツアーの初日。(3日間続く)
いつもより4時間も早起きしたので、バスの中や道を歩く人々の顔ぶれが違っていた。学生やサラリーマンなど。(ブラッドフォードにもサラリーマンがいたことがなんか新鮮。)
午前中のセッションは、私はロータリーのミーティングがあったので泣く泣く欠席。
午後からのセッションに参加した。午後は、地元で町建て直しのために活動しているグループの人たちとのミーティング。

正直まだあまりこの町が抱えている本当の問題が見えてこない。たくさんありすぎて。
とにかくこの町に住んでいる人自身がこの町を好きではないので、そこの意識から変えていかなくては、と言っていた。
確かにお年寄りに話を聞くと、必ず首を横に振りながら悲しそうな顔をして、

「ブラッドフォードはこんな最悪な町になってしまった。昔はこんなじゃなかったのに・・・。」

と返ってくる。
この街は昔は羊毛産業で栄えていて、イギリスでも有数の裕福なエリアだったそうだ。が、60、70年代にそれが衰えてからは下り坂を転がり落ちる一方だそうで。
隣町のリーズも同じような状態だったのに、90年代からグングン商業都市として息を吹き返し、今では”ポッシュ”(お洒落・ハイソ)な町、買い物をするならリーズ、と言われるまで発展し、大きく水をあけてしまわれた形。

やはり経済の低迷は人々の心も曇らせてしまうようで、その隙間にBNPという極右の政党が入り込んだ。いまブラッドフォードではそのBNPが4席も議席を確保してしまっている。隣町のリーズはゼロだ。

貧困、暴力、差別。負の連鎖をどう止められるのか、ブラッドフォード。
[PR]

# by smilingmoon | 2004-11-09 08:02 |  

以前の日記はこちら。(11月分)


http://www.geocities.jp/peace_bradford/november.htm
[PR]

# by smilingmoon | 2004-11-08 08:47