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久々の切迫感。

今日で3月も終り。でも日本に居た頃のように、”おぉ、明日からまた新しい一括りが始まる!頑張ろう。”という晴れ晴れしい気分にはならない。こっちでは4月は別に特別な月ではないし。
それより何より明日はピーターに1章を提出する約束をしているので、どうしても明日の昼までにこの章を形にしなくては。今日は昼から600ワードを書いたけれど、こんなのじゃ全然間に合わない。その倍は書かなきゃ。
こうやって締め切りに追われてくると、字数ばかりが気になってくるので良くない。字数じゃなくて内容の問題だっていうのは重々承知ではあるけれど、まずは字数をクリアしないといけないし。久々に去年の論文に追われていた時の気分が甦ってきた。今年はそんなに追い詰められたことがなかったので、なかなかいい感じ。やっぱり締め切りがないとダメな人間なんだ。悲しいけれど。土曜からは旅行だし。アメとムチ。

夜ご飯を食べながら、テレビでジョディーフォスター主演の『コンタクト』を少しばかり観た。
そういえばこの作品、映画館で観たことあるわぁ。そしてかなりがっかりした記憶も甦ってきた。あれだけ期待させといて最後はあれかいっ!!とガッカリしたのだけど、その最後がどんな結末だったかすらハッキリ覚えてない。それくらい私の中では評価が低い映画だった。覚えてないといえば、先日みんなで『ホテル・ルワンダ』(これは◎)を観た時に、パトリックが”この間観た映画はもう2ヶ月くらい前かなー。えーっと、何観たんだっけー。すごいつまらなすぎてそれさえ覚えてないよー。”と言って私はピンときた。ジュリア・ロバーツが出ていた『クローサー(Closer)』だ。それ、私も観てえらくつまんないなと思って私も同じく内容覚えてないんだよ。
映画はなかなか良い映画に当たるのが難しい。その”良い”も人によってもちろん評価が大きく異なるし。ただ、こっちでは映画は日本の半額(800円位)で観れるので、気になるものをジャンジャン観ても気兼ねがない。とは言え、映画を一人で観に行った事がまだない私。マックには一人で入れるけど(もうマック食べないから入らないけど)、パブは絶対無理、というのと同じで、なかなか一人でできないことも多い私・・・。大人なのに・・・。でも一人でアフリカまでは行けそうな気がする。なんじゃそれ。
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by smilingmoon | 2005-03-31 08:32 | 日々坦々  

世界周遊。

青空見てないな~。いつになったら晴れるんだろう。
今週末は2泊3日で西海岸に小旅行に行くので、今は思い切り曇ったり雨が降ったりしてもいいから、週末は小春日和の良い天気になって欲しい!

今日は色々上手くコトが運んだ。
というほどでもないけど、とりあえず予定していた用事を全部こなすことができたので、とても気分が良い。学校行ったりしていたので、これから勉強開始なのだけど・・・。(夜10時)

学校の傍の学生向けの旅行会社に行った。
NY行きのチケットを買おうと思って。
NYまでは安ければ往復250ポンド(5万円)以内で買える。
でも今日見た価格は350ポンド(7万円)近くに値上がりしていたので二の足を踏んでみた。
待てば待つほど高くなることが多いので早く手を打った方がいいのだろうけど、優柔不断の私には決断できない。もうちょっと調べてみよう。

と、お店の入り口の看板に、”ワールドトラベルチケット”と書いてあるのが目に付いた。
”世界周遊チケット”!!しかも15万円くらいからのもある。
NYCの後は日本に帰り、そしてまたイギリスに戻ってくる予定なので、それを考えるともしかしたらこの世界周遊の方が安上がりかも・・・と思い始めた。
で、早速お店のお兄ちゃんに相談したら、”カンタス航空の世界周遊にしたらオーストラリアも行けちゃうよー!”ってことだった。行きたくなくても条件で一度オーストラリアに行かないといけないらしい。オーストラリアに”行かなきゃいけない”って・・・。とても贅沢な気がするー。
でもオーストラリアには友達いないんだよねぇ。一人はつまんない気がする。

結局タックスなどを込みにすると、20万円くらいになるらしい。微妙。
この手の学生向けの周遊チケットって山ほど種類があるらしい。イギリスはギャップイヤーと言って、大学の学部の時に1年間学校をお休みして、旅行に行ったりする若者も多いとか。
だからそういう人たち向けに、1年間有効のこういうチケットが豊富なのだろう。
私ももし時間に制限がないんなら、1年間バックパックで世界周遊するっていうのをやってみたいかも。いや、大学生の時にやってみたかったかも。今は多分しない。

昔、いしだ壱成が”タイは若いうちに行け”ってCMで言ってたけど、なんか分かる気がする。
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by smilingmoon | 2005-03-30 05:56 | 日々坦々  

世界に散らばるB仲間。

金曜日にピーターに1章を提出する予定にしているので現在猛烈に追い込みをかけたいと思っているところなのに、牛歩のようだ。ガンガン書きまくりたいのに、ちょっと書いては考え込み削除してまたちょっと書いて・・・。アー、イライラする。
まぁ、本来論文を書くのはこんなものなんだろう。サッサと書きたいと思ってる方が甘いのでしょう。
それにしても”記憶”なんていう抽象的なことについて書いているので、頭も痛い。げっそり。

現実逃避のため、つい何度もメールチェックをしてしまうのだけど、ピンっとたまたま届いた2通を開けたら、両方とも去年のブラッドフォード仲間からだった。
1通は東京のコンサルに就職したアキコさん。”スリランカからこんにちは”だって。首都のコロンボに1ヶ月仕事でいるらしい。早速大活躍中だね。
2通目はロンドンの院に通ってるアツコさん。”いまヨルダンに来てます”って。あぁ、ヨルダンにイースター休暇を使って行くと先日言っていたけど、もう行ってたんだね。
去年の仲間は相変わらず地球狭し(?)と動き回っているようだ。ちょうど昨日もザンビアで頑張っているエミのブログを読んでアフリカで生活するってどんな感じなんだろうーと興味深々だったところなので、今日の二人からのメールで益々刺激を受けてしまった。

私が直球で(?)やりたいと思っていることはきっと開発途上国での活動ではない。
むしろ核保有国の子供たち相手の活動。
でも、飢餓や病気など命が関わることでヘルプが必要な地域で活動してみたいという気持ちがないわけでもない。
一人の人間ができることなんて限られているし、その自分の活動がどれだけ役立っているのかも分からない。
だから自分の専門領域を早く決めてそれに専念するのが懸命なのかもしれないけれど、色んなことをしてみたいとつい思ってしまう。何だかしないと人生後悔するんじゃないかとさえ思ってしまう。まったくの自己満足の世界だなぁとは思うけれど、人間そんなもんなんじゃないかとも思う。
自分のやりたいと思うことをやって、それが誰かの役に立てるようなことだと2倍嬉しい、というところか。

あまり肩肘張らず、前進できればいいな。
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by smilingmoon | 2005-03-29 06:57 | 日々坦々  

7時過ぎても明るいよ。

日曜日、しかもイースター休暇中とあって外はとてもひっそりとしている。天気も昨日に引き続き小雨&曇りのどんより暗い1日。うちのフラットメートたちも昼前にやっと起き出してきていて、何だか全てがスロー。
私もちょっと論文に手をつけたけれど、お昼寝してみたり、何だかシャキっとしない日だった。

夜はイースターだからということで、ジョージとイニッド、それに彼らの娘のアリソンとそのパートナーのパッドと一緒にイタリアンを食べに連れて行ってもらった。
車で5分ほど行ったところにあるそのレストランには初めて行ったけど、田舎の割にはかなりお洒落な雰囲気で、満席だった。このあたりのちゃんとしたレストラン、イギリス人がよく外食をするのかそれともお店の数が少ないからなのか知らないけれど、予約を入れておかないと座れないことが結構あって驚く。田舎なのに・・・か田舎だから・・・なのか分からないけれど。
それに、みんな地元のレストランに来るだけなのに、かなりちゃんとした恰好をして来る。”余所行き”の服。さすが紳士淑女の国?!(イギリスにはもう紳士淑女はもういない!と断言する人も多いけれど)

夜も7時半まで薄明るいようになってきたし、コートも要らなくなってきた。そろそろ私に必要なのは、春服。
ニットは暑いし、Tシャツはまだ寒いので、その中間の微妙な季節に対応できる服が欲しい。
日本でもいつも春には着る物がないと困っていたけれど、こっちでも全く同じだ。
イギリスの洋服ってデザインも好きなのが少ないしユニクロでも売ってそうな服がその何倍もの値段したりするのであまり購買意欲が沸かないのだけど、ちょっとお店をのぞいてみよう。
のぞくお店もブラッドフォードだと限られているんだけど、隣のリーズまで行く気力もなし。
日本はフレッシャーズシーズンだねぇ。全てが新しく4月に始まる日本。あのワクワクするような気分、私も今でも味わえるのかな。
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by smilingmoon | 2005-03-28 20:45 | 日々坦々  

冬の終り。

今日、正式に冬が終わった。
そして夏時間が始まった。

今日から時計を1時間前に進める。日本との時差はこれまでの9時間から8時間に縮まった。
夏時間が終わる時には1時間時計を戻すので何だか1時間得したような気がして嬉しいが、今回は1時間失うことになるのでちょっぴり悲しい。

これまで6時半に真っ暗になっていたのが、これからは7時半まで明るいことになる。
そんな初日のはずだったのに、朝からずっと小雨の降る霧の深~い暗い1日だったので、いつ暗くなったのかすら分からない。
こんな天気じゃイースター(復活祭)なのにエッグハント(卵狩り)もできないだろうし。

なぜだか分からないけど、イースターにはアメリカでは卵に絵具でペイントし、庭に隠してそれを子供たちがカゴを持って探すのが恒例行事だ。
イギリスではどうなのか詳しくは知らないけれど、テレビを見ていたらイギリスドラマの中でも同じくイースターエッグを探してる場面があったので、多分同じことをするんだと思う。
ホームステイをしてないとこういうその国の習慣などが分からないので残念。

今日は大人しく篭って論文を書き進めた。明日も同じことをする予定。あー、春なのに。
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by smilingmoon | 2005-03-27 05:56 | 日々坦々  

ネズミ。ぎゃ。

昨夜は結局2時近くまでフィリップ宅での語らいが続き、私はもちろんバスもないので、ハルカ宅にお泊りさせてもらった。
やっぱり遠くに住んでいることのディスアドバンテージをこういう時に痛感。それでも今住んでる街と家が好きなのだからこの不利な点には我慢我慢。

朝起きてキッチンでハルカとミューズリー(オートミールにナッツやフルーツが入っているもの)を朝食に食べていたら、アーティーが合流。
そう、私の平和教育学習の良き友であるアーティーはハルカのフラットメートなのだ。なんだか朝に彼にキッチンで会うというのはいささか変な感じ。
朝から平和教育の話はしないけど、たわいもない話をダラダラと楽しんだ。こんな朝の過ごし方は素敵。今私が住んでいるフラットは、台所とリビングが独立していて、みんな各自自分の部屋でご飯を食べるのだけど、ハルカのフラットはキッチンのすぐ横にリビングがあるので自然と会話もできるし◎。

二人が真剣に困ってると訴えていたのは”ネズミ”の被害。
イギリスではちっとも珍しくなくネズミが出没するらしく、棚の食べ物などを食い荒らすらしい。
特にオーガニックのナッツを常備しているアーティーの棚は恰好の標的となっているらしく、机の上にパンが転がっていても、そのパンじゃなくアーティーの高価なナッツの袋をかじるんだって。そのパンはスーパーの安売りのパンだったから、やっぱりネズミもケミカルがばしばし入ってるパンとオーガニックのナッツの違いが分かるんだよーということになった。

壁には張り紙がしてあり”ネズミのテロに怯えず生活するために立ち上がろう”というお題のもと、してはいけないことが列挙してあった。ネズミ禁止のマークと共に!
でもさすがは平和学部の人たちが住む家。間違っても毒殺なんかは試みないそうで、あくまで平和的解決を求めるらしい。例えば、なぜネズミが侵入して荒らすかを考える。それは食べ物が置いてあるから。じゃあネズミが食べられないように瓶に詰め替えたり、棚の扉をキツクしたり、したらしい。それで結構効果はあったのだと。

アーティーが”ネズミ対策から平和についてかなり学んだよぉ。”と言う姿を見て、苦笑い。
住人たちには深刻な問題に違いないけど、その張り紙や悪戦苦闘している話が微笑ましく、和んでしまった。
私の去年のフラットの壁にもそういえばみんなで撮った写真やなぜかレシート、らくがきなんかが貼ってあったなーと懐かしく思い出した。

夜はまたこの家でパーティーをするということで、そのまま居残ろうかとも思ったけれど、さすがに昨日も勉強してないので罪悪感から一度家に戻った。
夜からまたパトリックとこのパーティーに行こうかと言っていたのだけど、パトリックも大量の課題に追われ珍しくゲッソリしていたので、大人しく家に居ることにした。
イースターなのにみんな課題に追い詰められていて、休暇どころではない。恨めしい。


昨日の晴天も一転、寒く灰色の空が戻ってきた1日でした。これ、午前中の写真。。。
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by smilingmoon | 2005-03-26 03:51 | 日々坦々  

Easter!

午前はどんより曇っていたのに、午後から素晴らしい天気になりました。
もぉ、普段でも露出大好きのイギリスの若者たちは、今日は半袖です。
久しぶりに雑務のため学校に行ったら、すっかり閑散としていた。春休み中なのでそれはいいのだけど、平日にも関わらず図書館のカウンターも平和学部の事務室も全てClosed。
あ、今日からイースター週末なんだ・・・。街は辛うじて開いていたものの、一般的には今日から月曜まで4連休。学校業務も全てストップです。あぁ・・・。

悔しいので写真をパチリ。
まだ大体の木が裸なのに、数本だけ満開の木がある。
写真はその1本。
そういえば去年もこの木の下で、恭さんとノリコ、そしてフランシスコの写真を撮ったんだった。
また同じ季節がやってきました。

ハルカから本を借りる約束をしていたので待ち合わせをし、一緒にシティーセンターへ行き軽く買い物をしていたら、フィリップから携帯にテキスト(メッセージ)が入った。

”Dissertation オワリマシタ!今夜良かったらうちに来て!”

おぉー、提出がのびのびになっていたフィリップの修士論文。遂に完結。おめでとうっ。

というわけで、ハルカとブラウニーを作ることにし、材料を買ってうちに戻った。
ブラウニー作って、夕食にパスタを食べ、私の髪に色を入れてもらったりしていたら終バスの時間になってしまった。
それからフィリップの家に行ったらもう夜の11時。おそっ。
ワインとブラウニーをお土産に、長らく語らいの時間が続いたのでした。
フィリップは明日にはもう実家のあるロンドンに戻って行ってしまう。すごーく寂しい・・・!
同じ授業に行き、同じ街に住んでいる時間って何て貴重で贅沢なことなんだろう!と改めて思ってしまった。
Time is so precious...

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by smilingmoon | 2005-03-25 01:45 | 日々坦々  

臭い・・・。

朝起きてキッチンでトーストを焼いていたらパトリックがやってきた。
昨日楽しかったねーという話を一通りすると、おもむろに彼は私に相談するように言ってきた。
”Nの部屋、臭いんだけど・・・。”

じつは私も感じていたことだったのだけど、そうダイレクトに相談されると何と言って良いか固まってしまった。
そう、結構前から隣室のNの部屋のドアが開く度に周囲にプーンと何とも言えない悪臭がして彼の部屋の前を通る度にちょっと不快だった。相当すごく臭った時は、思わず廊下に芳香スプレーを撒きたい気にもなったけど、それは感じ悪いよなぁとしたことはまだない。
でもまあそんなこと本人に言えないし、一瞬我慢すればいいだけなので我慢するしかないと思っていたのだけど、臭いに人一番敏感らしいパトリックには耐え難いらしく、ホントに困ってる風だった。

何が臭うんだろう。確実に汗臭い。
パトリックは”Nはシャワー浴びてるのかなぁ。”と心配してたけど、多分3日に1度くらいは入ってるはず。でも最近は勉強が忙しいみたいで部屋に篭ってることが多いから、学校に行く必要もないしシャワーは必要最低限なのかもしれない。部屋に洗濯物を干したり、そこで食事をしたり、広いとは言え一部屋で色んなことするし、冬は寒いから窓を開けないので臭いが篭るのかも。

でも臭いのことって、どう考えても人に指摘できないよなぁー。
いや、結構ズバズバと言ってしまうパトリックだったら言ってしまうかも。でも”部屋臭いから何とかして”と言われる方も傷つくだろうなーとか思ったり。
しかもNは大人しく生真面目なタイプなので、”ちょっとぉ、毎日シャワー浴びてたまには部屋も掃除した方がいいわよー!”と気軽に言える相手ではない。

ムツカシイ!!
これから暑い季節だしな~。
いつも自分がどう見えるかに人一倍気を使うパトリックほどじゃなくてもいいけど、やっぱり清潔感はとても大事!よろしく頼みたい。
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by smilingmoon | 2005-03-24 08:21 | 日々坦々  

『ホテル・ルワンダ』

今日は昼間はウダウダと過ごしてしまったのだけど、夜は濃かった。

イギリスやアメリカに『Wife Swap』(ワイフスワップ)という番組がある。
直訳だと”奥さんを替える”という意味なのだけど、二つの全く異なる価値観を持った家族が2週間ほど奥さんだけ相手の家に住む。それを面白おかしく作っている番組なのだが、実はこの人気番組に私のミネソタのホストファミリーが出演した!それもPeace Family vs War Familyという括りで。
3月頭にアメリカで放送されたのだけど、イギリスでは見れないのでそのDVDをホストが送ってくれた。それを今夜はハルカの家で、ピースアクティビストのアーティやジョシュ、そしてまだ修論を書き上げてないフィリップなどとカレーを食べながら鑑賞会をした。
うちのホスト、やってくれてた・・・。もぉ反ブッシュ丸出しで、あんなの見た全米の右の人たちに睨まれて嫌がらせとかされるんじゃないかと心配してあげてしまうくらい。でもあそこまで暴力・戦争に反対!と正面から言い切れる勇気を持っている人たちは本当に凄いと思う。
時間がなくてじっくり見れなかったので、今度ゆっくりまた見てみようっと。私が居た部屋にWar Familyの奥さんが寝泊りしてたりして、なんだか懐かしかった!

その後、急いでシネワールドへ。
『ホテル・ルワンダ』という映画を10時から見に行くため。1日に1回の上映、それが夜の10時からだなんて、遅い・・・。夜中の12時に終わってもらってもそこから家に帰る交通手段がないからどうしようーっと思っていたら、フラットメートのパトリックもその映画は見てみたかったとのこと!うまく話がついた。彼はドイツから車を持ってきているので、その車にみんなでお世話になった。
もう一人のフラットメートのナットも実は見に行きたいと言っていた。結局勉強が忙しいと言って来なかったけど、このパトリックやナットなどビジネス専攻の生徒まで知っているこの『ホテル・ルワンダ』、どんな映画なのだろうかととても期待してしまった。
だから行く前にはインターネットで検索などしないようにして、真っ白な視点で見てみた。

一言で言うと・・・。
夜中の上映でも見に行って良かった!それ以上の価値がある!
まるで平和学部の授業で見ているような気分になったけれど、本当に色んなことを考えさせられた。
一番強く思ったのは、なんで世界は知らなかった・目を向けなかったんだろうってこと。
1994年に起きたフツ族によるツチ族の虐殺。3ヶ月で80万人以上殺されたとか?
世界はあの虐殺を起こさせた。介入しなかった。見捨てた・・・。
この状況を知ったらきっと世界は自分たちを助けてくれるはず、と信じていた人たちが、世界は介入しない、と知った時の悲しみが深く描かれていた。
なぜあの時、あまり報道されなかったんだろう。アフリカのどこかの部族間の争いだから世界には関係ない、と判断されたんだろうか。石油が取れる場所でもないところの問題にあえて首を突っ込む理由もなかったんだろうか。それに値しない人たちだと見なされたんだろうか。

この映画は、実話に基づいて作られているけれど、ドキュメンタリーではないので、なぜこの虐殺が始まったのかについての政治的背景や歴史などは説明されない。
あくまで主人公であるホテルマネージャーの目を通して、状況が展開していく。
それでいい。
それでより感情移入して何が起きているのか、なぜ起きているのか、どうしてここまで人は人に残酷になれるのか、など人間としての視点や疑問を持つことができる。
そういう疑問を持たせ、自分たちの責任について考えさせることがこの映画の大きな目的の1つであると思うから。
私もこれまで授業で散々ルワンダという例えは使われてきたけど、ツチ族とフツ族の民族間での虐殺、ということしか知らなかった。いや、知らない。
でもその背景やなぜ国連などが未然に防げなかったのか、など多くの疑問が沸いてきたので、ネットや本で読んでみたいと思う。これが大切なんだと思うな。

普段はMBAのコースでビジネスの利益や戦略などについてばかり考えているパトリックも帰りの車の中で”普段当たり前に暮らしてるこの生活、環境がどれだけ恵まれていることなのかを思い出させてくれるすごく良い映画だった”と感想を述べていた。まったくその通りだと思う。

もっと多くの”普通の人”たちがこの映画を見てくれたらいいと思う。
日本でも公開して欲しいな。
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by smilingmoon | 2005-03-23 10:02 | 学び  

べミジー。

Bemidji(べミジー)という名前を見てビックリ。まさかこんな事件でBemidjiを思い出すとは・・・。

アメリカのミネソタ州の高校で21日に起きた生徒による襲撃事件。
犯人を含め10人の犠牲者。
正直、またか・・・と思ってしまう。きっとアメリカが変わらない限り、こんな事件はこれからも起きてしまうんだろう。
あんな銃社会のアメリカだから、その舞台が学校になるということは大いに有り得る。学校は勉強したり友達を作ったりする場所なのに、まるで戦いに行くようだ。

私が1年通ったミシガンの高校はかなり治安の良い地域の学校だったので事件などはなかったけれど、隣の町の学校はとても地域的にも治安が悪く、学校の入り口で毎朝銃などの凶器を持ってないかの検査があると聞いたことがある。隣の席のクラスメートのポケットに銃が入っているなんて、恐ろしや。

今回のミネソタの事件で何が驚いたかって、私が2年前に数週間滞在した地域のすぐ近くの学校だったこと!
今回事件が起きたRed Lakeという場所から一番近い大きな街がBemidjiだ。大きな街と言ってもホントに何もないけれど・・・。(あ、ミネソタ大学の分校があるな)
私がお世話になった知り合いの家は、Red LakeとBemidjiの中間にあり、地図で見るとあの広いミネソタの中で本当にすぐご近所だ。
湖と森しかない、本当に美しい地域。(ミネソタ自体が湖だらけ)
その地域の学校にプレゼンテーションで行ったけれど、とーっても保守的な雰囲気がプンプンのところで、すごく印象に残っていた。

田舎の美しい場所で育ったからといって、心も清く育つわけではもちろんないのねぇ。
特にそのRed Lake高校は先住民のインディアンリザベーション(居留地・保護区)地区にあるそうだから、特殊な場所だ。リザベーションはとても問題が多いと聞く。政府が多額の保証金を与えるので、働かなくてもお金だけはたくさんあるから、アルコール依存症率と自殺率が異常に高く腐敗しきった雰囲気だとみんな言っていた。詳しくは知らないけれど、飼い殺しのようにしている政府が悪いと言っていた。

日本は銃の代わりにナイフなどで学校に侵入という事件があるけれど、これが銃に代わったら・・・と思うと怖い。ナイフも怖いけど、銃だと自分の力を込めずとも、指先1つで簡単に大勢の人を殺害できてしまうから。
お願いだから、日本の警察は頑張って銃がこれ以上広がらないようにして欲しい。お願い!
アメリカのように自分の身は自分の銃で守れ、という社会になってほしくない。


Bemidjiの辺りはこんな感じ。↓
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by smilingmoon | 2005-03-22 09:03 | 日々坦々