カテゴリ:学び( 59 )

 

英語慣れ。

今日は珍しく外は1日中大雨。
イギリスって、しょぼしょぼ(シトシトというよりこっち)と降る雨は日常だけど、あまりザーザー雨は降らない。今日は絶対さすがのイギリス人も傘をさすだろうというような強さ。
昨日リーズに出掛けておいて良かった。

今日は自分との約束通り、1日論文に取り組んでみている。
目標は1日で1,500ワード(無謀)だったんだけど、今のところ700ワードに留まっている。今日は1,000ワードに達するまで寝ないつもりで頑張らないと後がない。しかも昼間にお昼寝をたくさんしたので、眠くもならないはず。緊張感ないなぁ。

昨日マイコにも話したのだけど、年末のロンドン、たった5日間だったけど、”英語慣れ”した気がする。イギリスに1年以上もいて、今更”英語慣れ”なんて変だと自分でも思うけど。
ロンドンではいつもイギリス人キャロルと行動を共にしていたので、もちろんネイティブのブリティッシュ英語漬け。加えて彼女の友達もみんなイギリス人なので、日本語を話すことなんてほとんどなかった。さらに加えて(これが一番決め手だと思うけど)、パソコンを持って行っていなかったのでメールを日本語で読み書きすることも、ネットで日本のニュースを読むことも全くなかった。まさに日本語から遮断された世界の5日間だったのだ。

そうすると不思議、英語が自然と口から出てくるようになる。頭が英語で考えるというやつだ。
日本語での表現がもどかしくなるようなあの感覚。
こんな感覚は長い間経験してなかった気がする。少なくともイギリスに来てからは。
ずっと昔の話になってしまうけど、高校で1年間ミシガンにいた時には学校にもどこにも日本人がいないような環境だったので、必然的に会話は全部英語。(独り言言わない限り?)日本の家族や友達に電話するようなこともなかったし、日本語を書くことと言えば、毎日家族と友達に書いていた手紙くらい。今みたいにメールでやり取りってこともなかった。
だから、恐ろしく日本のニュースには疎くなったし、アメリカの新聞というのは超ローカル紙がメインなので(田舎ではニューヨークタイムスやワシントンポストなんて読まない!)、世界で何が起きているのかということにもすっかり疎くなった。お陰で(?)すっかりアメリカのプロパガンダに洗脳され、フセインは悪い奴だからアメリカはイラクを攻撃するんだ、万歳!もごくごく普通に受け止め、まさかこの戦争に反対しているアメリカ人がいようとも思わないくらいの洗脳されぶりだった。

この日本から孤立した1年で英語は上達したと思う。

今の生活はどうだろう。
まず第一にホストファミリーと住んでいるわけではないので、常に英語シャワーを浴びているわけではない。フラットメートたちも外国人なので、ネイティブとは違う。
第二に今の時代にあえて日本語での情報をシャットダウンするのは非常に難しい。しかももう高校生ではなく大人なので、ある程度の日本や世界の流れを知っていないと恥ずかしい。友達にも英語でメールなんて書いたら、友達減りそう。というか、私も、やっぱり英語より日本語での方が的確な感情表現できるし。英語のメールはついついいつも後回しになってしまう。

そんなわけで、また英語の世界にどっぷり使ってこの”英語慣れ”の感覚を味わいたいけれど、パソコンがある限り難しいかも。パソコンないと困るし。
でも英語を本当に習いたい人は、それくらいの気合でホームステイなんてしたらきっとグンと伸びるでしょうね。
私もこれから残りのイギリス生活、できるだけ自分を英語の世界に追い込んでみようと思います。
[PR]

by smilingmoon | 2005-01-07 08:34 | 学び  

リーズ大学図書館。

今日は朝から隣町のリーズに行き、家に着いたら夜の9時だった。疲れた~。
リーズはショッピングで有名な街だけど、今日はそんな楽しいことではない!
実は今度の月曜日が論文の1章の締め切りなのだけど、今日が既に木曜日だということにやっと気づき、緊急事態を察知した。それで焦ってリーズ大学の図書館に行ったのだ。
リーズ大学はイギリスでも有数のマンモス校なので、図書館も充実してると聞いていたのだけど、在英2年目にして初めてその図書館に行った。

リーズ大学は噂通り巨大だったけど、駅のすぐ近くにキャンパスがあるのがいい。
図書館もブラッドフォードみたいに1つではなく、4つか5つくらいある。これはちょっと不便だった。
でもその図書館の中身の充実してること!次から次へと興味深そうな本が見つかり、ブラッドフォードとはえらい違いだな~と感激した。一緒に行ったマイコも見たかった本がすぐ見つかったようで喜んでいた。二人でコピーしまくって帰ってきた。
今度から私はリーズ大学に頻繁に出没すると思われます。家からブラッドフォード大学に行くのとリーズ大学に行くの、時間的に大して変わらないし・・・。

家に戻ってご飯を食べながらBBCを見ていたら、今日はリーズやブラッドフォードにトニー・ブレアーが来ていたことを知った。しかもうちのすぐ近所の赤十字オフィスに立ち寄り、津波の募金についてコメントしていた!明日は隣の駅のハリファックスにいるらしい。
その後すぐに津波に関する特別プログラムがあった。そして今はこれからどう援助していくかを専門家たちがパネルディスカッションしている番組をやっている。
ご飯を食べる間だけ見る予定だったのについ興味深いので2時間ほど見続けている。

イギリスも40人位、不明者を含めると2,000人くらいが犠牲になっている。
特にタイのプーケットは人気のリゾート地なので、そのあたりで多くの英国人観光客が亡くなったらしい。ある若いイギリス人男性がバンコクの病院に運び込まれ、”彼女が行方不明になってるんだ”と涙ながらに語っていたが、その彼女は日本人だった。その男性の弟がプーケットまでその日本人女性の安否を探しに行っていたが、手がかりはなかった。
この人を含め、多くの日本人も行方不明になっていると聞いた。
津波から11日が経った。今からは第二次災害が大変になってくるとか。
確かにあの東南アジアあたりは暑いし、病気もすぐ蔓延してしまいそうだ。
きっとするべきことはたくさんあるのだろうけど、自分が何をできるかというと今は募金くらいだ。こういう時、自分が医療関係者だったり大工さんだったり、何か直接協力できたらいいのになぁと思う。
とにかく今は世界が全力を挙げて手助けする時期。日々の生活の中に埋もれさせてしまわないように。
[PR]

by smilingmoon | 2005-01-06 07:32 | 学び  

ホロコースト。

毎日朝から1日歩き回ってるのでちょっと疲労蓄積気味。
でも毎日楽しくてあっという間に1日が過ぎていく。明日ブラッドフォードに戻ってからの現実を考えると辛いかも。。。

今日は朝からImperial War Museum(戦争博物館)へ。
別に戦争を賛美するような博物館を見たいわけじゃないけど、ここにホロコーストの常設展示が出来、これをずっと見たかったのだ。
小学生の時に父がいわゆる”読み聞かせ”をしてくれていた時期があるが、その中に「アンネ・フランクの日記」があって、それ以来この”ホロコースト”には関心がある。日本に帰る前に是非アウシュビッツにも行ってみたいと思っている。

今日の展示は期待通りとてもよく構成が考えてあって、たくさん考えさせられることがあった。
一番感じたのは、当時の一般のドイツ人たちはどういう気持ちでこの流れの中にいたんだろう、ということ。ナチのプロパガンダに影響され、本心からヒトラーの言うようにユダヤ人は地球上から抹殺しないといけないと思っていたのだろうか。道端でユダヤ人が餓死していっていても何も感じなくなっていたのだろうか。それとも、やっぱりホロコーストはおかしいと思いながらもメインストリームから外れたことをするのが怖くて、あまり深く考えないようにしてたのかな。

何が自分で怖かったかって、以前ならホロコーストについて学んでも、”あまりにも常軌を逸した行動で、そんなこと考えられない、もうこんなことは起きるわけがない”、と思っていたのに、今このホロコーストについて改めて学んでみて、何となく遠い昔の想像もつかないような信じられない事件だ!と感じていないことだ。
つまり、形は違えど、同じような酷いことが今の時代でも起こりうる、と感じてしまっているのだ。
例えば、アメリカや連合軍が今イラクでしていることだって、何なのか分からない。
なんで罪のない一般人が爆撃して殺されないといけないのか?イラクに民主化と平和をもたらすと言っても、そんな平和構築プランなんてどこにも見えてこない。
そんな状態を許しているのは今の私たちでもある。
ホロコーストの展示を見て、過去の歴史を変えることはもちろんできないけれど、今、そしてこれから起きることに対しては私たちも責任の一端を担っていると強く感じた。
”私は関係も関心もない”と言っても、未来の人たちからすれば、何の行動もしなかったことも同じ罪になる。

ホロコーストについてまだ心はモヤモヤしながらも、午後はテムズ川沿いの野外パフォーマンスを見たり、ジャパンセンターというところに行って納豆や豆腐など日本食を買い込み、夜はまたコベントガーデンへ行き、キャロルの友達のウォルターというおじいさんと3人で夕食を食べた。
ウォルターは82歳だけど、朝鮮戦争以来平和活動や核廃絶のために活動を続けているアクティブなおじいさん。今でもあんな街中をドライブして来てしまう。(足が悪いので地下鉄などは歩きにくいからだそうだが)
このウォルターはドイツで生まれ、1937年にイギリスに逃げてきたユダヤ人だった。
ドイツにそのまま居たらこの人は今ここに居なかったんだ・・・と思うと、不思議な気がした。あの時にホロコーストで殺された人たちが今も生きていたら、こんな風に一緒に座っていたかもしれないのに。

家に帰ってからもキャロルのビデオコレクションからホロコースト関係のビデオを観させてくれ、今日はホロコースト三昧だった。
かなり重い気分で床に就きます。
[PR]

by smilingmoon | 2005-01-03 10:23 | 学び  

Robert McNamaraという人。

ずっと朝から夕方みたいに薄暗い1日。
私を家に居させるには十分の条件だったが、観たい映画があったので数日振りに街に出る。
フランシスコとおちあい、学校へ。
彼も博士論文でストレスフルな日々だったみたいだけど、今日は元気だと言っていた。
みんなやっぱり大変なんだなぁ。一人じゃないんだと安心する。

映画は大学の平和学部主催のものでもちろん平和&戦争関連の映画。

The fog of war」 (戦争の霧)

マクナマラ長官という名前は聞いたことがあるでしょう。
私は名前以上に詳しいことを知らなかったのだけど、ベトナム戦争当時の国防長官。
イラク戦争でのパウエル長官のような人だ。

その彼は、現在88歳の生涯を通じて、第二次大戦、キューバ危機、ベトナムと様々な戦争を経験し、それらを指揮してきた。
この映画は、彼の人生を通じて、今後の世代に伝えたいことを”11の教訓”としてインタビューと共に進めていく。正直言って、アメリカ戦争史のある程度の知識がないと2時間見続けるのは内容的にしんどいかもしれない。

インタビューのところどころに、責任逃れ?というような発言もあったけど、それでもあの年になり自分がアメリカ史と共に歩んだ人生を振り返ってみて、”長官”としてではなく、一人の”人間”として真摯に過去と向き合おうとしている姿勢がうかがえて深い映画だった。

ベトナム戦争当時は(想像に易いが)相当非難を受けたマクナマラ氏。
その中でもショックだったのは、あるクエーカー教徒(絶対平和主義)の焼身自殺らしい。
彼の名前はノーマン・モリソン。ベトナムで罪のない人たちやアメリカ兵が無駄に死んでいくのを見てその戦争に抗議するために、マクナマラがいたペンタゴン(国防省)前で焼身自殺をする。その彼の腕には1歳になる彼の娘が抱きかかえられていた。
周囲の人によってその赤ちゃんは助けられ、今も元気にしているそうだ。
なぜ彼が娘まで道連れにしようとしたのかは不明だが(そのために狂人扱いされた)、自分の命を懸けてまで1つの命の重さをマクナマラに訴えたかったのだろう。

戦争にルールはあるのか?モラルはあるのか?東京を一晩で燃やし尽くし、一夜で10万人もの民間人を焼き殺してそれでもまだ続ける必要があるのか?
そんな深い問いかけを自分自身に、これからの人たちにしていた。

彼からの11の教訓。
今のアメリカのリーダーたちもそれらから学べばいいけれど、教訓というのは自分が経験した後でないと身を持って分からないことなのだろうか。
ちょっと難しかったけれど、全て自分の身を持って経験した人の言葉なので、重かった。
[PR]

by smilingmoon | 2004-12-13 07:24 | 学び  

「世界法廷プロジェクト」

午後からのゲストスピーカーの話を聴きに学校へ出掛けた。
今日は隣接するブラッドフォードカレッジ(短大)の方の卒業式らしく、昨日私たちが着たのと同じキャップ&ガウンをまとった若者たちが闊歩していた。

ゲストスピーカーはWorld Court Project(世界法廷プロジェクト)のジョージ・フェアブラザー氏。はるばるブライトン市から片道4時間以上掛けての日帰り旅。感謝。
実はこのジョージとは7月の広島世界平和ミッションで会っている。ブライトンを訪問した時も彼の計らいで市議会を訪問したり、NGO活動家と交流を持ったりした。お世話になった。にも関わらずその後私は全然連絡を取っていなかったので、反省。

まず、世界法廷、または国際司法裁判所とは、オランダのハーグにある国連機関の1つで、国家間のもめごとなどを調停する役割を持っている。
ニュージーランドの主婦だったケイト・ドュースさんが、”世界には核兵器が溢れている。じゃあこの国際司法裁判所で核兵器が違法なのかどうか判断してもらいましょうよ。”と台所で仲間と話し合ったのがこの世界法廷プロジェクトの始まりだ。

その後、国際弁護士やNGOなどを巻き込み、”核兵器は化学兵器や生物兵器と同じように違法なものであるべきだ”と信じている人たちの核保有国政府との戦いが始まった。
ジョージの言葉を借りれば、ペンタゴン(アメリカの国防総省)にはお金もあるし、法律も核兵器研究も全て専門の人がいる。だけど、世界法廷プロジェクトは、お金もなく、署名用紙を印刷するのやら核の違法性を証明するための研究も全てボランティア作業。大人と子供の差だ。ジョージだって、世界法廷プロジェクト事務局と言いつつ、奥さんと二人なのだそうだ。ちなみにジョージは推定70歳位。

裁判当日は広島・長崎両市長も証言に立ち、原爆の悲惨さを訴えたり、マーシャルの核実験被害者もその影響を訴えた。この様子はNHKから出版された「核兵器裁判」でも詳しく取り上げられている。

1996年に判決が出て、一般的には核兵器は違法であるという”勧告的意見”(法的判断)が下された。ただ、最後にこんな一文が付いた。

「国際法の現状から見て、国家の存亡がかかる自衛のための極限状況では、核兵器の威嚇・使用が合法か違法か判断を下せない。」

つまり、国が本当にヤバイ!という時には核兵器の使用の可否については判断できない、ということなので、ここに核兵器の使用の可能性も残してしまった。
しかし、全体的に見て、これは市民運動の勝利、大きな前進だと言える。
自分が”核兵器反対”の署名をしても、その一人分の署名なんて意味がない・・・と感じるかもしれない。政府間の問題に立ち入る余地はないと思うかもしれない。
でもこの世界法廷プロジェクトは、一般市民でも政府に影響/圧力を与えることができる、ということを証明してくれた。

今はこの最後の一文の件に関して、引き続き署名活動が行われている。
もしオンラインで署名をしたいと思ったら、このサイトへGo!

http://www.abolition2000europe.org/decform_en.php (英語・・・)

ついでに(?)味の素のサイトをクリックして難民を支援したいと思ったら、下記にGo!

http://www.ajinomoto.co.jp/phila/index.html??kouken5=philaTop

一日一回このサイトをクリックすると、一回につき1円が難民のために味の素から寄付される。自分には一切費用はかかりません。簡単でしょ?
[PR]

by smilingmoon | 2004-12-02 10:24 | 学び  

「Atomic Cafe」

私の家からキャンパスまでは3キロちょっと。バスに乗ったら10分で着く。
みんな大抵1度や2度歩いたことがあるというので、私も今日初めてチャレンジ。
学校に行くにはマニンガム地区を通り抜ける。ここは例の2001年暴動が起きた場所。ちょっとドキドキ。が、もちろん普段から火炎瓶が飛び交うわけでもなく、普通の人々が日常生活を営んでいる。道行く人がみんな中東の服装なのには圧倒されたが、あまり見慣れない小さな商店やお菓子屋があったりして、何だかワクワク。結構気に入った。
結局家を出て50分後に学校に無事到着。さほど疲れずいい運動になった。

今日学校に行ったのは、平和学部が定期的にやってくれているタダ映画を鑑賞するため。
いつもはあまり行かないのだけど、今日の映画は「Atomic Cafe」という興味深いタイトルで、軍縮の授業を取っている学生にはオススメということだったので。
事前にどんな映画か全く知らなかったので、アトミック(原子)とカフェという2つが何ともミスマッチだなぁ~という印象しかなかった。

最初はマンハッタン計画、そして広島に原爆を投下したポール・チベッツのインタビューなどがあり、”おぉ、ヒロシマ・ナガサキ映画かぁ?!”と思ったら、期待通り原爆投下後の街の様子や被爆者の様子なども正しく取り扱ってくれていた。通常こういう映像を使うと、ドーンと暗くなるのが常だが、その前後にはポップな音楽が流れ、アメリカ人サイドから見て、その原爆投下によって”平和”が訪れてハッピー、というようなアメリカ人が心躍らせている様子も描写されていた。

メインは、1940,50年代のアメリカ人の共産主義やソビエトへの大きな恐怖、冷戦時代に生きる人々の様子、核開発の進展などにフォーカスされている。
私はちょうど修士論文で、この映画でまさに取り上げられていたような核に対する人々の無知についても触れていたので、思わず嬉しくなった。

例えば、"Duck and Cover"。
これは、もしソビエトが核攻撃してきたら、亀のようにすぐ机の下に隠れたり、地面にうつぶせなさい、そうすれば大丈夫!というアメリカ政府からのお達し。今聞くと、あまりに馬鹿馬鹿しくて、映画を見ている学生も鼻で笑っていたが、あの当時は本当にこれが核に対して有効で、学校では子供たちが机の下に隠れる訓練をさせられていたのだ。地震でもあるまいし。。。
他にも、アメリカ兵が核実験場で核の危険さを知らされず、まるで人体実験のように核爆発のすぐ傍に配置させられたり、軍の教育ビデオで放射能は危険ではありませんと教えていたり、本当に現代の常識からしたら笑うしかない、というレベルなのだ。
その無知さ、政府のプロパガンダの様子をこの映画はブラックにそしてポップに表現していた。

さっきネットで知ったけれど、これを作ったケビン・ラファティという監督は、ジョージ・ブッシュの従兄弟だそうだ!そしてこの監督を崇拝してるのが、あの、マイケル・ムーア監督だそう。そういえば、何となく重いテーマをブラックに扱うところが似てるような。。。
このAtomic Cafe、12月17日に日本でもDVDが発売らしい。1982年に作られた映画なのに、今頃またホットなんだね。是非核やプロパガンダ、アメリカという国に興味のある人にはおすすめです。
[PR]

by smilingmoon | 2004-11-24 09:43 | 学び  

今日も長くなった・・・。

朝起きて窓の外を見ると、まだ昨夜の雪が薄っすら積もっていた。
今日は1日真っ青な空。快晴♪
なだけにすっごーく寒くてみんな"freezing!!"を連発していた。切れるような寒さ。
昨日からシティーセンターのクリスマスイルミネーションも始まり、いよいよクリスマスムードに突入。が、そこまでそんな雰囲気がしないのもブラッドフォードの特徴か。

今日も張り切って外出。
まずはシティーセンターにあるPeace Museum(平和博物館)に2年目にして初めて行く。そういうのがあるらしいっていうのは去年から知っていたのだけど、どうも”行こう”というモーティベーションがあがらず、今になった。きっと去年のピースの学生も大半は行ってないはず。
日本では”平和記念館”系は珍しくも何ともないが、イギリスにはWar Museum(戦争博物館)はあってもPeace Museumはない。いや、正確には1つだけあって、それがこのブラッドフォードのPeace Museumなのだ。
でもここは街中のビルの1フロアーを使った簡易的な印象のもので、雰囲気的には高校の文化祭の部屋での展示をちょっと大きくしたような感じ。だから、”イギリスで唯一の平和博物館!”と思って訪れるとガッカリすると思う。

今日はこの博物館の担当者のピーターに会いに行った。
私のビデオ作りにも興味を示してくれたので、今後アドバイザーとして色々意見を聞けたらと思う。見るからに良さそうな人だった。世の中彼みたいに穏やかな人ばかりだったら戦争はないだろうに。

戦争と言えば、午後からはイラクで2年間平和活動をしてきたというアメリカ人女性ペギーの講演があったので、それを聴きに行った。
正直言ってイラクに関してはニュースで聞く程度の知識しかないのだけど、この講演は私のような者にも分かりやすく、イラクの様子がよく分かった。
彼女はChristian Peacemaker Teamsという団体のメンバーとしてイラク入りして、現地でイラクの民間人や捕虜、アメリカ軍・兵などから話を聞き出し、できるだけプロパガンダのかかってない、真実に近いと思われる生の情報をアメリカや外の世界に発信している。
特にイラク人捕虜の問題に力を入れていて、彼らが正当に扱われるようアメリカ軍にも働きかけている。
ある村では、そこで爆発テロがあったということで、その村の男性何十人かがアメリカ軍により拘束され、70歳を過ぎたお年寄りまで例の問題となっているアブグレイブ刑務所に連れて行かれたそうだ。何の罪もないのに。”全体責任”ということで、直接関係がなくても拘束されてしまうそうだ!
それについてあるイラク人は、”自分が犯人だったら、自分の家の前で爆弾を爆発させますか?”とペギーに皮肉を込めて言ったそうだが、確かに自分の庭で爆発させる人なんてそういないだろう。要はアメリカ軍は拘束するのはイラク人男性だったら誰でもいいのかも。

少し前にイラク人捕虜の扱いについて、アメリカ軍が性的虐待を含め酷い仕打ちをしていることが取り上げられ大問題となったが、今は性的虐待は減ったものの、酷い扱いは変わっていないようだ。確かに私たちもあの時はショッキングな映像などを見て怒りを感じたが、今は忘れてしまったのではないだろうか。

そういうイラクの生の情報を知るための彼女たちの活動はとても貴重だと思うけれど、つい最近もイギリス人(のちイラク国籍)の有名なNGO活動家が殺害された。ペギーさんも気をつけて。

その講演を聴き終えた後は、アーサーと2時間ほど平和教育について語った。
彼は本当に筋金入りの平和教育家なので、学ぶことがたくさんある。そしていつもアイディアももらう。
彼のネットワーク作りと行動力は本当にすごい。そして議員さんなどにも物怖じせずどんどん提案したり。彼はアメリカ人だから英語の問題がないし・・・と思ったりもするが、英語の問題以上にあの積極性はスゴイの一言。
彼のような人が平和教育に携わっているのはとても心強い。と同時に自分にも渇を入れることができるので、有難い。
[PR]

by smilingmoon | 2004-11-20 08:57 | 学び  

平和教育

ふぅ。
とりあえず終わりました、ロータリーセミナー。
無事に終わることは分かっていたけれど、今回は珍しく緊張し、朝ご飯もあまり食べたくない感じだった。やっぱり準備してなくて自信がない時は必要以上にドキドキするものだ。

英語のプレゼンを読むのは、途中マイクの音声がなくなるアクシデントがあったけど、なんとか大きなミスもなく終えることができた。
問題は小さなグループに分かれてやったグループディスカッション。40人くらいのロータリーメンバーを8つのグループに分けてそれぞれディスカッションをするというものだけど、みんなの関心が高いものには当たり前だけど人がたくさん集まるので、「テロリズム」や「イラク」など旬の話題に人が集中し、私がやった「平和教育」は人が少なくてかなり哀しい気分になった。やっぱりみんな”安全保障”などハードな話題が好きみたいで、”平和教育”というソフト面のことには関心が低いようだ。

でもそれは分かる気がする。私もやっぱり今のイラク情勢だとか北朝鮮の核開発など、いわゆるBBCで毎日話題になるようなトピックにはかなり関心がある。それは多くの人も同じだろう。
教育というのは、すぐに効果が目に見えるものではないしね。

ロータリークラブは若者の留学などに多額の金額を費やしてくれているが、例えばそのお金を井戸掘りやポリオ予防接種などに回せば、ある程度すぐに効果が目に見えるわけだ。だから、なぜ私たちの平和奨学生のように一人に何百万円ものコストが掛かる留学プログラムが必要なのか、というロータリーメンバーの素朴な疑問に応えるために、私たちの今日のプレゼンは、どれだけ自分たちに今投資してくれることが今後、世界平和に役立つことになるかということを力説しなくてはいけなかった。そして、それをこれから将来的に証明しなくてはいけない。
それは少しプレッシャーでもあるけれども、その投資を裏切ることのないよう役立てたいとは思っている。

ちょっと平和教育への自信を取り戻すために、来週は同じく平和教育を専門とするアーサーに会って、話し込もうではないか。
[PR]

by smilingmoon | 2004-11-14 07:19 | 学び  

ポピーの花

ここ3日間の少なめだった睡眠をカバーするかのように、今日は目覚ましもかけず、思い切り寝た。長く寝ただけに、夢もたくさん見たようで、起きてもしばらく変な感じだった。

テレビをボーっと見ていたら、ニュースで今日はイギリスの戦争記念日というか、2つの世界大戦で亡くなった人たちのことを思う、Remembrance Dayだということを知った。
テレビのキャスターたちもみんな胸に赤いポピーの花のピンをしている。街の人も、学校の先生もこのピンをしている人が大勢いる。日本で言う赤い羽根みたいな感じだ。しかも別に今日1日だけそのポピーピンをしているのではなく、11月はRemembrance月間らしい。
そういえば、2年前にカナダに行った時にも、このRemembrance Dayについて思いを馳せたんだった。

イギリス国内でも色んな場所で、式典が行われていた。例えばこの近くだと、リーズに武器博物館というのがあるが、そこで厳粛な式が行われている様子が放送されていた。

過去の戦争で亡くなった兵士を想うことももちろん大切だけど、世界の至るところでこの瞬間にも戦争によって犠牲になっている民間人にも思いを馳せて欲しいと思う。
[PR]

by smilingmoon | 2004-11-12 07:25 | 学び