カテゴリ:学び( 59 )

 

視野を広くね。

ずっと気に掛かりながらまだ書いていないあるミニ論文。
と言っても、英文で3,000~6,000ワードなので、大学院時代の長い方の課題エッセー1つ分くらいには値するので、馴染みのトピックとはいえ大変なのです。
ブラッドフォードの時は、それくらいのものを書く時は少なくとも2週間は篭って書いてたもんね。
まぁ今もそれくらいの時間はあるのですが、もう半年もやってないことをやろうとすると、体が拒否する。
何だかコツを忘れてしまった気がする。
あぁ、締め切りすぎてるのにメドたちません。(焦)

実はこれ以外にもあと2つ、同じような、いやもうちょっと大変な書き物を溜めている私。
せっかく今時間がまとまって取れるんだからそういうのを一気にやってしまわないときっともうタイミングを失いまくると思う。
やはり勢いですね、書くってのは。

最近、今後のことを色々考えるにあたって、毎日少しずつではあるけれど、自分の中に変化がある気がする。
これまで手当たり次第、気が向くまま感情のまま、やりたいことに突き進んできた人生。
なので、過去を振り返った時に、”こっちの方が安定してたかもね”とか”あの時ああしてたらどうなってたんだろ”なんて思うことはあっても、基本的に悔いがない人生と自分で思える。
もっと違う道はあったのかもしれないけれど、自分が満足してればそれでいいという考えなので。
だから、一切嫌なことや妥協はあまりしてこなかったと思う。そうするだけの環境を与えてもらっていたし、恵まれていた。
ただ、今は一歩立ち止まって考えている時期。
年齢的にも、今後も手当たり次第、気の向くままに・・・というのではちょっとまずいでしょう。
やりたい道を突き進む勢いも大切だけれど、ある程度計画を立て、戦略を立てないと。
なんていうのだろう。ポイントポイントのやりたいことだけじゃなくて、そのポイントポイントを線でうまく結び付けなきゃと思う。そう、もっと大きなビジョンの中で自分の位置を見ることができるようにならなくちゃと思うようになった。

車の運転と一緒だね。
”すぐ目の前だけを見てたら危険、ちょっと先を見て視野を広く持つこと”って、教官が言ってたよね。
ペーパーの私でも覚えてるぞぉ~。
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by smilingmoon | 2006-04-26 22:05 | 学び  

ユダヤ教の食の規律。

現在ステイしている家はユダヤ人の人の家。
これまでアメリカに住んだことがあってもあまりユダヤということを意識したことはなかったのだけど、今の生活ではまさにユダヤ人に囲まれて暮らしているので本当に驚くことがたくさんある。

今一番驚いているのが食。
"kosher"(コーシャー)という食の決まりがあって、エビは食べちゃダメとか豚はダメ、チキンやビーフもイスラム教のハラルのように決まったやり方で殺されていないものはダメなど様々。
加えて乳製品と肉は一緒に食べちゃいけないとか、私もまだよく分かっていないけれど複雑そう・・・。
乳製品と肉類を切る包丁もまな板も洗った後に乾燥させる場所まで別々に分かれているのです!
だから毎回いちいちモノを切る時にこれはこの包丁で、このお皿を使って・・・とか考えるのが面倒でたまらない。毎回聞くのも疲れてきて、料理をする気さえ起こらない。
すごいな~、こういうのを毎日毎日守って生きてるんだ。

でもユダヤ人みんながみんなこうっていう訳ではなく、そういうのはもう気にせず何でも食べてるって人も多いし、家ではコーシャーを守ってるけど外食する時は何でも食べるって人もいるし。
うーん、色々文化の違いを感じる今日この頃です。
アメリカ、広し。
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by smilingmoon | 2006-03-16 13:45 | 学び  

ベリーボタン。

最近英語で”へぇ、それってそんな表現するんだったの?!”と目からウロコだった表現がいくつかあった。
その1つで印象的だったのが、『ベリーボタン』。

何だと思います?

ベリー(belly)=おなか


おなかについてるボタン・・・。


そう、”おへそ”なのです。
私はその言葉のかわいらしい響き以上に、これまで英語圏に通算4年も住んでいながら、”おへそ”と言った事がなかったんだ~という方が自分でびっくりでした。

かわいいな、belly button。
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by smilingmoon | 2006-03-02 15:30 | 学び  

ピースビルダーズ・カンパニー

ブラッドフォード時代の友人Fさんが広島に住んでいる。
今日はそのFさんに紹介してもらい、ピースビルダーズ・カンパニーという去年広島にできたNPOを訪問した。
FさんからこのNPOの設立趣旨や活動内容を聞いた時からとても興味深そうだと思っていたのだけどここの代表のFCさんに会ってみると益々今後に期待が持てる団体だと思った。

広島には東京に多くあるような大型の有給職員さんが何人もいるような本格的な国際NGOはないと思う。県や市がやっているような財団法人系だと”平和の街・広島”だから何かとあるけれど、本当に生粋のNGOってのは知らない。
まぁ全般的に地方にはあまりないのかもしれない。

このピースビルダーズ・カンパニーのFCさんは東京のNGOで長らく働いてきた女性で、ザンビアでも働いていらしたそうで。
ザンビアといえば、ブラッドフォード友達の明子さんやemiemiが住んでいた国なので、Fさんに”(首都の)ルサカは欧米人がウジャウジャいて夜になるとクラブが盛り上がるような都会なんですってね?”と尋ねると、”えぇー、私が居た10年前は全然そんな様子はなく、まさかルサカがそんな都会になるなんて・・・”と絶句していらした。ザンビアも10年で大きく変化したらしい。

せっかく広島はあの惨状から復興を成し遂げ、今は平和のシンボルとして世界に知られている土地なのだから、もっと世界に向けて平和推進のために発信できる活動ができるといいね。
そういう意味でも、新たに広島から発信をしようとしているこのNPOの活動を今後も楽しみにしたい。

そうそう、このNPOがあの映画『ホテルルワンダ』を日本に誘致したのよね。
詳しくはこの団体のHP見てみてくださーい。
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by smilingmoon | 2006-02-23 00:27 | 学び  

広島の教会。

私は中学・高校はプロテスタント系、大学はカトリック系の学校に通った。
どっぷりキリスト教に浸かっているのでキリスト教のことは詳しいだろう・・・と思われそうだけど、もうその記憶は怪しい。(11月のイスラエル旅行で実感)

そんな中、今日は2時間半にわたり、広島市内にある「世界平和記念聖堂」というカトリック教会を知り合いの方に詳しく案内して頂いた。
この教会、中・高のすぐ近くにあったのにその敷地に足を踏み入れるのは今日が初めてだった。「戦争は人間のしわざである」という有名な言葉を残されたヨハネ・パウロ二世やマザーテレサもここを訪問されている。

まずはこの教会が原爆投下後にどのように世界からの助けを受け現在のような立派なものになっていったかを教わる。入り口の鉄のドアやパイプオルガン、説教台などドイツを始め世界から物品面でも援助を受けていた。
中に入ると、イタリアで見た色彩豊かな壁面一面にデザインが施されているような教会とは違い、グレーのとてもシンプルというか、ワビサビの世界と共通する雰囲気の教会なのだ。
設計者も日本人なので、ところどころで”和”が取り入れられていて(例・地下聖堂天井の模様が梅模様にくりぬかれていたり)それがまた落ち着くのだ。

カトリックというと長崎のイメージが強いが、広島にもこうやってカトリックの精神を受け継いでいる信者さんたちがいた。
この教会の歴史を聞くと、確かにカトリック信者の方だけの教会ではなく、ヒロシマの宝として扱うべき建築物だなぁ~と思えた。
電話予約があればボランティアでガイドをしてくださるので、是非立ち寄ってみてください。
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by smilingmoon | 2006-01-19 23:05 | 学び  

ホテル・ルワンダ

以前私も観て感激した映画「ホテル・ルワンダ」が広島にも遂にやって来るらしい。
先日この映画の本人(実話なので)が来日して記者会見も行っていた。
今のところ、広島のサロンシネマで4月15日(土)~28日(金)の上映予定だそう。(時間帯未定)
広島のお友達、是非観に行ってみてくださーい。
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by smilingmoon | 2006-01-18 00:11 | 学び  

国際理解教育。

今日は日曜日だったけど・・・。
県とJICAが共同で行っている「国際理解教育セミナー」というものに参加した。
地元でのこういう会にはあまり行った事がないのだけど、せっかくなので今ここに居るうちに色んなものに顔を出してみようと思って。

参加者20人少々で、年齢層は30代~40代が多かったかなあ。
結構顔見知り同士風の人も多く、やっぱり地方都市でのこういう集まりは同じような人になるのかな?とも思った。
最初はいきなり”さぁ、席を立ってストレッチしましょー。”と始まった時はいやーな予感がしたのだけど(私、そういうの嫌い)、ワークショップ自体はとても興味深かった。
今日のテーマは「国際人道法」について。
私もブラッドフォードの論文で何度か出てきて言葉自体は知っていたけれど、詳しい内容は知らなかったので、へぇーと思うことも多く、とても勉強になった。
4時間という長い時間だったけど、付箋で地図に印をつけたり(イギリスでもこれやったー)、ハサミでチョキチョキしたものを紙に貼り付けたり、眠くなる間もないあのテンポが素晴らしかった。
ファシリテーターと呼ばれる進行役の人もさすがプロっぽくて、そのやり方もとても勉強になった。自分が本当に分かってないとワークショップなんてできんなぁー。
と思うと、私のNAC活動はお粗末様でした。

これも一種の平和教育だね。
そう考えると、私がやりたいことももうちょっと間口を広げて、”国際理解教育”ってなるのかもしれない。
うーん、そうかもね。きっとそうだね。
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by smilingmoon | 2006-01-15 23:37 | 学び  

平和教育。

今日は年明け後(帰国後?)初めて脳をちょっと使った気がする。
といってもブラッドフォードで1年一緒だった広島在住の友達と会い、ランチをしながら広島の平和教育について語っただけなのだけど。
ブラッドフォードで自分なりにヒロシマ・ナガサキは今後どう語り続けていくべきなのか考えてみたけれど、それはいわば机上の空論なので、実際にやってみたい。学校でそのアイディアを実践として使ってみたい。(というとなんだか子供たちが実験台みたいで申し訳ないけれど)
最近NPOの運営などにも興味が出てきた。起業っていうんだろうか。
自分がやりたいことが今職業として存在しないんであれば、妥協するのが嫌だったら作るしかないし。
これも最近よく友達との会話の話題に上るけれど、慈善事業というか平和に関することをしているからってお金をもらって悪いわけでもない。お金儲けが第一目的になると困るけれど、やりたいことのためにお金は必要でそれを得るというのは必要不可欠だよね?それこそ誰かから与えられたお金でやるより自分で稼ぎ、自分で運用するお金なら支出にもシビアになると思うし。 
そう考えると、NPOをやろう、やってる人って最近多い。
私もちょっとそれらの起業家の人たちに会ってみようか?

追伸:今日ランチをしたパセーラの中の自然食のバイキングはとても美味しかった◎
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by smilingmoon | 2006-01-04 23:40 | 学び  

ホントはどうなん?

驚くべきスピードで過ぎていく今週・・・。
もうこれは流れに身を任せるしかない。

今日はパグウォッシュの勉強会で、GM Crop = Genetic Modified Crop(遺伝子組み換え食品)について聴いた。
日本でもイギリスでもよく食品に“遺伝子組み換えされた原料は使っていません”というような表示を見かけるので、きっと遺伝子組み換えされた食品は体に悪いに違いない、とよく内容は分からないけど思っていた。
だって、遺伝操作して生育が何倍も早く良くなるとか、その食品には虫がつかないとか、何だか上手い話ばかりで怪しいし。自然が一番!という何となくの思いこみがあるし。
でも今日のスピーカーはGM Crop賛成派の科学者の人だったので、なぜGM Cropは素晴らしいか、というようなことを聴き、何だか複雑な気持ちになった。複雑というのは、一体どの情報が正しいんだー?!という不安。
その人曰く、品種改良という行為は古来から人類が続けてきていることで、なんら目新しいことではない。これまで人類はずっと飢えと共に生きてきた。このGMによって食糧供給が安定し増産するのだからこれでアフリカの飢餓などに対応できる。いくら世界には十分な食糧があると言っても今後人口はどんどん増えていき、今の食糧の不平等な分配で飢餓の問題は解決してないんだからなんらかしらの新しい対応を考えなくてはいけないじゃないか。オーガニックが良いと騒がれているが、無農薬なわけじゃないんだから、GMされた食品を食べるのと農薬が大量にかかったオーガニックを食べるのはどう違うのだ。

うーん、オーガニック食品って無農薬ではなかったの?
確かに店頭でオーガニックと書いてあるとそっちを選んだりしてるなぁ。
オーガニックの定義も難しい。

よく分からん。。。何が良いのか。

次回は是非GM Crop反対派の意見を聞いてみたい。グリーンピースの人が今日も来て立ち向かっていたけれど、科学者と活動家のディベートの土壌が違っていた・・・。

そんな複雑な気分になった後はパーッとアイリッシュ音楽を聴きに。
このコンサートもベルファーストフェスティバルの一貫。
Dervishという大人のバンドで、とっても良かった。ボーカルの女性の透き通るような声とテンポの良いリズム。9割以上が中年の人たちだった会場もみんなノリノリ。床がステップで揺れる揺れる。確かに勝手に体が動き出してしまうようなとてもリズミカルで力強いアイリッシュミュージック。彼らのCD買って帰ろう。
こんな音楽を聴かされたらアイルランドを旅したくなった!
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by smilingmoon | 2005-10-27 15:56 | 学び  

Darwin's Nightmare

ベルファーストフェスティバルの一貫で、『Darwin’s Nightmare』という名の映画を観た。
アフリカのお話、というくらいしか知らず観に行ったのだけど。
相当良かった。いかにもPeace Studiesの学生が好きそうな内容で、“そう、私は自分の人生をこういう地球上の不平等と戦うために働きたいのよー!”とレインボーカラーの旗を振り回したくなってしまうような映画なのだ。絶対ブラッドフォードのピースの人は好きだろうなぁ、こういう映画。

ドキュメンタリーなのだけどね。
基本的に、タンザニアの人たちの生活がグローバリゼーションの中にどのように取り込まれていて、どういう影響を彼らに及ぼしているか。南北問題、弱肉強食の世界。
よくこの類の話は聞くけれど、Lake Victoriaという巨大な湖の魚が毎日200トン(だったかな)もヨーロッパの食卓用に運ばれていく。ロシアから空っぽの飛行機が飛んできて、帰りには機内を魚で一杯にして帰っていく。時にはその飛行機はアンゴラやコンゴなどに武器を運んでくる。そして食べ物を積んで帰っていく。以前はLake Victoriaの魚を採って食べていた地元民たちにとって今はその魚はあまりにも高価になりすぎて手が届かなくなってしまった。切り身に加工されて魚はヨーロッパに行くので、その残飯となった魚の頭や骨を干してそれがアフリカの人たちの食事となる。200トンもの魚が毎日国外に運ばれていく中で、タンザニアの中部は飢餓に陥っているというニュースが流れる。その200トンの魚が、たった1日分の輸入量の魚がその飢餓で苦しんでいる人たちに与えられれば・・・。
ある兵士が、多くの人は戦争を望んでいる、そうしたら国家は兵士を必要とし、兵士には高給が与えられる。そして紛争地域には国連やNGOなどが援助したがり、大量に支援物資が流れてくる。そうじゃないと戦争のない飢餓だけがある地域には誰も注目しないから・・・って。
なんて悲しい現実なんだろう。でもそれは現実でもあるのだろう。

映画の中のタンザニアの姿は、どうしても私にとって映画の中の話なのだ。
私がそういう中で生活している姿はどうしても想像できない。自分がそういう環境に生まれることだってあるのに。たまたま戦後の日本という物質的に恵まれた環境・時代に生まれてきただけなのに。

こういうドキュメンタリーを是非日本の(世界の先進国の)高校生に学校で見せてあげて欲しいと思った。そのためなら私は字幕翻訳ボランティアしたいくらいだ。本当に色んな問題が見えてくる。そういうことに若いときから触れて欲しい。
こういうeye openingな映画をどんどん作って欲しい。そしてどんどん観て学びたい。
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by smilingmoon | 2005-10-25 20:47 | 学び