仏教に涙する。

数日前までマイナス10度とかになっていたくせに、昨日からここアイオワにも春が来たっぽい!今日は10度近くまで気温上昇。に伴い大学生たちもいきなり夏仕様。みんな半そでTシャツ。サンダル。短パン!!この極端さが笑える。

昨夜はゲレオンに貸してもらった仏教についての本を読んでいた。瀬戸内寂しょう(ショウの漢字は何だっけ?)さんの本。
別に辛いことがあるわけではないけれど(今はアメリカなので幸せ☆)、ふっと涙してしまった。

まだあまり大切な人を失うという経験をそんなにしているわけではない。
おじいちゃんやおばあちゃんは96才のひなこばあちゃんを除き亡くなったけれど、両親も元気。姉も甥たちも。友達も。

でも、ある時から周りの大切な人たちが亡くなっていくことになる。年齢と共に。
その人たちとの思い出も、本当に”思い出”となる。
こうやってインドネシアでの仕事が合ってないだとか、明日のプレゼンの準備をしなくてはとガタガタ言っていることも遠い昔の思い出となり、深い記憶の戸棚にしまわれていく。

うまく言えないけれど、周りの大切な人たちが亡くなっていくことが”常”となるっていうのはどんな気分なんだろうか。そりゃみんな亡くなっていくわけだけれど、少なくとも今はみんな元気で暮らしている。
その大切な人たちと共有している思い出が本当に思い出となってしまうことを受け止められるのだろうか。いや、その場になればそりゃ受け止めなくてはいけないのだけれど。

なんだかそんなことを考えていると、いま周りにいてくれる家族や友達、Bの有難さをしみじみ感じ、ちょっと涙した。
そしてこんな仏教的な諸行無常・ワビサビの世界をガイコクの人であるBは分かってくれるのだろうか・・・と文化の違いに一抹の不安も感じつつ・・・。
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by smilingmoon | 2007-03-14 05:25  

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