平和シンポ。

実は今日はユネスコ広島のシンポジウムにパネリストの一人として参加してきました。
今日のお題はずばり、ヒロシマの継承の問題。
もうこれは、最近はとても関心の高いテーマなのですが、抜本的な打開策というのはなかなか難しく。
というわけで、今日のシンポはどんな感じになるのだろうかとあまり予想がつかなかったのですが、蓋を開けてみると(自分で言うのも何なんですが)とても面白かったです。
というのも、パネリストの4人とも別に専門家や学者というわけではなく、広島の原爆資料館の元館長さん、現役中学教師、現役高校生、そして私というちょっぴり不思議なメンバーだったので、みんな実際に活動してきた上での体験談、感想、提言などを述べていたので、とても分かりやすかったと思います。教育現場の悩みなどもよく伝わってきたし。
最終的にまとまったのは、やっぱり平和教育というのがキーだということなのですが、やっぱりどんどん被爆者の人たちが少なくなっている今、家庭や近所の人から原爆のことを聞くなんてことは少なくなり、学校で原爆について学ぶというケースが多くなっています。広島でさえそうなのだから、他地域ではもっと学校教育で原爆のことが語られる重要性が高くなっていると思います。その中で、それをどのような方法で伝えるのか、どんな内容を伝えるのか、最終的に伝えてどんな目的を達成したいのか・・・。

一番前の席で、メモを取りながら熱心に聞いてくださっている気のよさそうなおじいさんがいらした。その方が被爆者の方かどうかは分からないけれど、その熱心さに胸がジーンとしてしまった。
そういう一見その辺りにいる普通の優しそうなおじいちゃんが、若いときにあの惨状をその目で見たのだ。その光景を見て経験した人たちが亡くなったらそれで終わってしまう問題なのか。
やっぱりそういう人たちの”思い”を伝えたい。
核兵器への思い、悔しさ、平和の大切さをしっかり汲み取って伝えたい。
次の世代に託したいと思っているその人たちのバトンをしっかり受け取りたい。
その次世代の責任を私は感じているのだ。
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by smilingmoon | 2006-06-10 23:38 | 学び  

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