ブロンクス。

毎日毎日あっという間に1日が終わって夜になっている。
そして毎日毎日楽しい。
ずっとこの生活が続けばいいのに・・・と思うけど、現実はそう甘くはない。書かないといけない論文も期日が迫っている。今のこの楽しさは後の苦しさに繋がっているのかもー。後でツケを払わないといけないんだろうと思う。了解。

今日はブロンクスというエリアにある公立学校に行った。
キャサリンの放課後プログラムの生徒の一人であるニコルが核兵器についてプレゼンテーションをするというのでそれを見に行ったのだ。
ニコルのプレゼンもとても良かったけれど、個人的にはこのブロンクスの様子がとても印象的だった。
駅を降りてもスターバックスとかドラッグストアとか、他のNYの地区にはありがちなお店などは皆無。そしてそこに居る人々は9割以上黒人の人たち。
まるで外国に来ているみたいだった。
そして街も汚いし殺伐としているのだ。ちょっとベンチに座れるような場所もお茶できるようなお店もない。
かなーり失礼なことを言ってみると、東京に住んでいた時、西の方(世田谷とか杉並とか)から初めて足立区に行った時のような気分。
同じ都市にあるのに、何だか雰囲気が違うのだ!

行った学校もほぼ全員が黒人の生徒だった。まさにインナースクール(都市中心部の学校)と言われる学校だと思う。
妊娠や中退をせず18歳までたどり着くというのはこの地域の子供たちにとってみればとても大変なことなのだそうだ。
これまで私が訪問したことのある学校とは全くおかれている状況が違う子供たち。毎日が云わば生きるための戦いだ。

授業終了後、学校を出てから無事地下鉄に乗るまで1時間近くかかった。本来なら10分で乗れるところを・・・。
全てにおいて不便なのだ。
お金のある)もしくは普通の)地域の地下鉄の駅には必ず係員の人が居て、チケットの自販機も何台が設置されている。
でもここの駅の改札は封鎖されていた。だからカードがおかしくて改札を通れない時でも文句を言っていくところがない。仕方ないから切符を新たに買おうと思っても陸橋を渡った違うサイドまで行かないとチケットさえ買えない。仕方ないからカードが直るまで近くのカフェでお茶でもしようということになったけど、カフェは閉まってるし、近くに座るようなベンチもない!
とにかく貧しい地域にはサービスというものが与えられていなかった。こんなんじゃ、やる気もおきないわ。

同じアメリカにおける貧富の差をとことん感じた1日だった。
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by smilingmoon | 2005-06-01 23:16 |  

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