ユースコーカス。

今日のユースコーカス。
朝9時スタートのはずが半分くらいの学校が遅れてきて、結局最終グループを待っていたら1時間以上遅れてのスタートになってしまいどうなることやらと思ったけれど、終わってみればとても良い会になったと思う。主催側の大人たちの陰ながらのサポートもあったけれど、何といっても主体となって司会進行やワークショップを行った約10人ほどの高校生の頑張りがあったからだろう。すごく準備を重ねたとは言いがたいけれど、当日はとても頑張っていたし、同じ年の若者が主体となって行うイベントだからそれによって刺激を受けた参加者も多かったと思うし。被爆者の方のお話もあったり、参加型ゲームがあったり、あっという間の1日だった。それを国連でやるのだから、羨ましい地の利だ。

核兵器の問題って普段生活していると忘れ去られているというか、いくらイラク戦争の理由がWMD(Weapons of Mass Destruction:大量破壊兵器)だったと言っても、きっと自分たちにはあまり関係ない、って思ってる人が多いはず。
そんな無関心層が多くを占める現状に於いて、今回のように若者が核兵器について真剣に考えてくれるというのはとても有難いことだと感じる。有難いって、なんだか言葉が変かな。”嬉しい”というべきか。
”オープンマイク”と言って、参加者が勝手に前にあるマイクのところに行き自分の思ってることを話す、という時間があったのだけど、その時に数人の生徒が自分たちの学校にいらした被爆者のことを話していた。とても心を動かされたし、自分も何かしなきゃいけないと思った、と言っていた。嬉しい。

高校生たちは”できないことはなにもない”と言って自信に満ち溢れた顔をしていた。
何だか眩しかった。
私も高校生の時はできないことはなにもないって思ってたなぁーと遠い目をしてしまった。
あの自信は現実を知るたびに削られていってしまうんだろうか。
いつの間に現実しか考えられない大人になってしまったんだろうか。
私にはあの時のような自信はもうないけれど、理想とか夢なんかは忘れてないつもり。
あの高校生たちもみんな今のような生き生きした目をしていて欲しいと思う。

そんな時に私を後押ししてくれるような人に出会った。
私と同じかちょっと年上だと思われるブライス。
彼は今回のユースコーカスにゲストスピーカーとして招待されていたのだけど、普段はワシントンDCの理系NGOで働いている。
見るからに頭の良さそうーな感じ。でも胸にはブッシュXというバッチをしていて、DCで働きつつちょっと活動家っぽいところがミスマッチでいい感じ。
MIT(マサチューセッツ工科大学)で博士号を取得した彼は物理学者。核について研究している。
MITで博士なんて取った人の多くは政府や軍関係で研究を続ける人が多い。もちろんそれらの職は高給で、人生安泰というもんだ。
でも彼は大して給料も良くないNGOで地道にNGOのために研究を続けている。自分の信念、良心に従って生きてるのだ。
私も今後の仕事などを考える際に、やっぱり収入というのは重要なポイントで、なかなかやりたい仕事&希望する給料、というのは難しい。
手っ取り早く収入が安定する仕事を選ぶこともできるけれど、やっぱり自分のしたいことを続けたい、というところで今自分は何とか踏みとどまっている状態。
そんな時に彼と出会って、希望をもらった気がした。同士!?

自分に正直に、頑張りすぎず生きたいと思う。
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by smilingmoon | 2005-05-23 09:19 | 学び  

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