スミソニアン展示。

進みません・・・。なかなか勉強が捗らない。段々焦ってきて、本を読んでるとちょっとパニックに陥りそうになる。本を読むというか、まさに”情報を探す”ことに執着してしまいページをブンブン飛ばして自分が探してる情報を見つけることだけに必死になってる。こんなんでいいのかな・・・。でも麻衣子が卒論のためにじっくり本を読んで時間が掛かっていたら、担当教官から”読んでる場合じゃないでしょ!”って言われたらしいんで、やっぱりそんなものなのかもしれない。

今日読んでいたのは、”スミソニアン博物館”での原爆展中止について。
これに関しては様々な文献があるので、情報が多すぎるくらい。
要は、広島に原爆を投下したエノラ・ゲイという戦闘機をスミソニアン博物館に展示する際に、そのエノラ・ゲイが投下した原爆によって広島にどんな被害がもたらされたのかを歴史的背景や被爆者の写真などを交えながら紹介しようとしていた企画を主に退役軍人たちからの圧力によって中止に追い込まれたというもの。
退役軍人たちの言い分としては、自分たちが命をかけて戦っていた戦争を終わらせた原爆投下について疑問を呈するような展示を国立の博物館が行うとは何事だ!あれは正しかったのだ!という激しい怒りと博物館への不信感。一方、企画をサポートした歴史家たちや平和活動家などの言い分は、歴史的事実を個人的記憶に基づいた感情や政治的圧力に屈するという形で取りやめていいのか!エノラ・ゲイが投下した爆弾の意味を戦後50年経った今様々な角度から学ぶべきだ!、というもの。
どちらの感情も分かるけれど、私はもちろん後者に賛成。
歴史的事実と感情的記憶は分けて考えるべきだと思う。理想的には。

いま問題になっている歴史教科書問題も、やはり歴史の対立というよりは、まさに感情の対立の部分が大だと思う。対立というか、日本の一部の人たちが一生懸命過去の歴史を隠そうとしていて、それにあまり関心のない、いや関心を持つ機会を持たせないようにされている一般の日本の人たちが中国のデモを見て逆ギレ(?)し、ますます悪感情が深まり・・・という負のスパイラル。
そりゃ事実をなるべく若い世代に伝えないようにしている日本が悪いけど、やっぱり日の丸燃やされたり投石されたりしたら気分悪いし。きっと歴史的背景を知らず今の状況を見ている日本の子供たちは中国に悪い感情を持って育ってしまうんだろうな。私が小さい時は、中国から友好のしるしにパンダが送られたりなんかして、中国って穏やかな良い国なんだなって子供心に思っていたけどね。(そしてなぜかあの赤い国旗が強烈に焼きついている。)
人の感情というのは政治に翻弄されまくりだ。でもその国に友達と呼べる人がいたら事情は違うのだろう。”中国人”という一塊ではなくて、中国人の○×ちゃん、という個人がいたら。
残念ながら私には中国人の友達がいない。こんなに中国人の多いブラッドフォードでもなぜか接点がほとんどない。台湾人とはすごくあるんだけど・・・。

あー、ちょっともう深夜なので、難しいことを考えるのは止めます。夢に出てくるから。
もっと楽しいことを考えて。。。えーっと。
5日後に迫ってるプレゼンのことが頭の中心にあって楽しいことも考えられないわー。
じゃあ、ちょっと先だけど、月末のスペインで暖かい太陽の下、美味しいサングリアでも飲むことを楽しみに乗り越えます。
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by smilingmoon | 2005-04-16 08:57 | 学び  

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