複雑な世の中。

今日も気持ちの良い暖かめの1日だった。今まで気づかなかったけど、近くのリスターパークの横を通ったら、デイジーやラファデルの花が咲きまくっていた。散歩に来なきゃ。
春って本当に素晴らしい!

今日も本を読む。
先日日本からもう一人の遥ちゃんに持って来てもらった『戦争を記憶する-広島・ホロコーストと現在』by藤原帰一。
まさに私が今興味のある”記憶”についてなので珍しく線を引いてみたりしながら読んでいる途中。途中で頭が疲れたので、残り半分は明日に残しておく。
それにしてもやっぱり日本語はいいなぁ。スルスルって頭に入ってくるもの。

他にも、日本での平和教育について調べてみようと思って、とりあえずネットでサイトをグルグルしてみた。「日教組」とか「教科書問題」なんてキーワードを入れてみつつ・・・。
でももちろんネットの世界。誹謗中傷も根拠がない。まあ参考程度ということで。
で、日本から本を送ってもらおうかしらとも思って、どんな本があるのかなと調べてみたけれど、戦後の日本の平和教育の議論についてこれだ!って本は見当たらなかった。
こういう時に自分が日本に居たら、人に会ったり機関を訪問したりして資料を集められるのにってイライラした。でもこれはイギリスで日本のことについて書くことの宿命だから仕方ない。

それにしても、日本で平和教育を行うっていうのは複雑そうだ。
まず”何が平和教育?”っていう定義の問題もあるけれど、日本だとこれまではズバリ「原爆教育」がメイン。
でもこれに、”被害者は日本だけじゃない”という視点が加えられると、”それは自虐史観”だと非難する団体が出てきて、そんな自分の国に誇りを持てない若者を作ったこれまでの平和教育はケシカラン!となり、日教組が悪の根源だ!という主張になっていき、じゃあ愛国心を育てるような教科書を作ろうじゃないか!と扶桑社の新しい教科書が作られて、アジア諸国からは日本に対して非難が殺到し・・・。
とまあ、しっかり問題を区別して頭を整理しないと混乱してしまう日本の教育界事情。

教育は社会情勢によって変わるものなので、これが正しい!というものはないのかもしれないけれど、将来的に希望が持てる方向で子供たちに歴史を教えてほしい。中国みたいに愛国心を煽り、憎しみを重ね次世代に伝える教育は良くないと思う。かといって南京大虐殺はなかったんだ、と日本の学校で教えられるようになったらそれは恐ろしいことだと思うけれど。

あぁ、社会って複雑だ~。
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by smilingmoon | 2005-03-14 08:16 | 学び  

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