ジョージのお母さん。

近所に住み、何かと私の世話を焼きたがってくれる(?)ジョージおじいさん。
そのジョージのお母さんが昨夜亡くなった。
2、3週間前から急に体調が悪くなり、原因不明のまま老人ホームから病院へ移った。
病院でも原因は分からず、下痢などが続き、食べ物も点滴でしか取れなくなり、日に日におばあさんは弱っていき、お医者さんもできるだけのことはやったと繰り返すだけだった。

おばあさんの痛みは続き、こんな思いをするのなら早く死にたいと繰り返すおばあさんにジョージもどうすることもできず、辛い時間が過ぎた。モルヒネを投与され、痛みはその間は和らぐものの、おばあさんにはもう生きる気力が残っていなかった。
92歳。大往生と言えるだろう。

それにしても展開が速かった。
おばあさんの体調が悪いという話を聞くようになったのは年明け。
お年寄りだから体調もたまには悪くなるのだろうと思っていたけれど、まさか致命的な体調の変化だったとは。秋に一緒にジョージの家で食事をした時にはお元気だったのに。92歳といっても記憶などは本当にしっかりしていて、ジョージの奥さんのイニッドがアルツハイマーになってしまったことをとても心配していた。

ジョージから1日に3通も4通もメールがくる。
普段だと”迷惑・・・”と思ってしまう大量メールも、今は我慢。きっと周りに話せる人があまりいないんだと思う。結構お年寄りは孤独だ。
お母さんの火葬にも招待された。
まだ行くかどうか返事はしていない。
家族みたいに思ってくれているのは有難いが、本当にそんなプライベートな場所に私が行っていいものかと思うし。イギリスのお葬式などのシステム(?)も分からないし。喪服ないし。

ちょっと私も暗い気分になっていたけれど、夜になって去年のフラットメートのトゥーファン&アキと食事をしに行ったら少し復活。
イギリス育ちのアキにイギリスのお葬式について聞こうと思っていたのに聞きそびれた。

おばあさんがいなくなってしまったのは悲しいことだけれど、苦しみから一生解放され、平和な場所におばあさんは行ったのだと思うと悲しみも少しだけ軽減されるとジョージが言っていた。私もそう思う。30年ぶりにジョージのお父さんと天国での再会を果たしている頃かもしれない。

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by smilingmoon | 2005-02-04 10:03 | 日々坦々  

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