今日も長くなった・・・。

朝起きて窓の外を見ると、まだ昨夜の雪が薄っすら積もっていた。
今日は1日真っ青な空。快晴♪
なだけにすっごーく寒くてみんな"freezing!!"を連発していた。切れるような寒さ。
昨日からシティーセンターのクリスマスイルミネーションも始まり、いよいよクリスマスムードに突入。が、そこまでそんな雰囲気がしないのもブラッドフォードの特徴か。

今日も張り切って外出。
まずはシティーセンターにあるPeace Museum(平和博物館)に2年目にして初めて行く。そういうのがあるらしいっていうのは去年から知っていたのだけど、どうも”行こう”というモーティベーションがあがらず、今になった。きっと去年のピースの学生も大半は行ってないはず。
日本では”平和記念館”系は珍しくも何ともないが、イギリスにはWar Museum(戦争博物館)はあってもPeace Museumはない。いや、正確には1つだけあって、それがこのブラッドフォードのPeace Museumなのだ。
でもここは街中のビルの1フロアーを使った簡易的な印象のもので、雰囲気的には高校の文化祭の部屋での展示をちょっと大きくしたような感じ。だから、”イギリスで唯一の平和博物館!”と思って訪れるとガッカリすると思う。

今日はこの博物館の担当者のピーターに会いに行った。
私のビデオ作りにも興味を示してくれたので、今後アドバイザーとして色々意見を聞けたらと思う。見るからに良さそうな人だった。世の中彼みたいに穏やかな人ばかりだったら戦争はないだろうに。

戦争と言えば、午後からはイラクで2年間平和活動をしてきたというアメリカ人女性ペギーの講演があったので、それを聴きに行った。
正直言ってイラクに関してはニュースで聞く程度の知識しかないのだけど、この講演は私のような者にも分かりやすく、イラクの様子がよく分かった。
彼女はChristian Peacemaker Teamsという団体のメンバーとしてイラク入りして、現地でイラクの民間人や捕虜、アメリカ軍・兵などから話を聞き出し、できるだけプロパガンダのかかってない、真実に近いと思われる生の情報をアメリカや外の世界に発信している。
特にイラク人捕虜の問題に力を入れていて、彼らが正当に扱われるようアメリカ軍にも働きかけている。
ある村では、そこで爆発テロがあったということで、その村の男性何十人かがアメリカ軍により拘束され、70歳を過ぎたお年寄りまで例の問題となっているアブグレイブ刑務所に連れて行かれたそうだ。何の罪もないのに。”全体責任”ということで、直接関係がなくても拘束されてしまうそうだ!
それについてあるイラク人は、”自分が犯人だったら、自分の家の前で爆弾を爆発させますか?”とペギーに皮肉を込めて言ったそうだが、確かに自分の庭で爆発させる人なんてそういないだろう。要はアメリカ軍は拘束するのはイラク人男性だったら誰でもいいのかも。

少し前にイラク人捕虜の扱いについて、アメリカ軍が性的虐待を含め酷い仕打ちをしていることが取り上げられ大問題となったが、今は性的虐待は減ったものの、酷い扱いは変わっていないようだ。確かに私たちもあの時はショッキングな映像などを見て怒りを感じたが、今は忘れてしまったのではないだろうか。

そういうイラクの生の情報を知るための彼女たちの活動はとても貴重だと思うけれど、つい最近もイギリス人(のちイラク国籍)の有名なNGO活動家が殺害された。ペギーさんも気をつけて。

その講演を聴き終えた後は、アーサーと2時間ほど平和教育について語った。
彼は本当に筋金入りの平和教育家なので、学ぶことがたくさんある。そしていつもアイディアももらう。
彼のネットワーク作りと行動力は本当にすごい。そして議員さんなどにも物怖じせずどんどん提案したり。彼はアメリカ人だから英語の問題がないし・・・と思ったりもするが、英語の問題以上にあの積極性はスゴイの一言。
彼のような人が平和教育に携わっているのはとても心強い。と同時に自分にも渇を入れることができるので、有難い。
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by smilingmoon | 2004-11-20 08:57 | 学び  

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